公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オカメザクラが満開になる

328()
 
 三ツ池公園には2か所にオカメザクラがある。1か所はテニスコートの横で、もう1か所は上の池と中ノ池の間の堤である。池の周りの遊歩道を中の池へ進んでいると、後方のオカメザクらが目に入ってくる。先日は花もなく、工事をしているので、気にかけていなかったが、今日は様子が違っている。南門を入ると、池の対岸にほぼ満開に染まったオカメザクラが目に入ってきた。せっかくの満開時なのに工事は続いている。近づいて様子を知りたいが、諦めざるを得なかった。
イメージ 1

 オカメザクラを諦め、中の池を見ながら次のヨコハマヒザクラを目指した。ヨコハマヒザクラは次の中の池と下ノ池の間の堤にある。遠くから見ると、先程のオカメザクらとは違って、花は見えない。開花にはまだ時間がかかるようだ。冬芽を見ると大分開いてきている。中には先端が赤くなっているものもある。早いものはあと12日で開きそうだ。今ヨコハマヒザクラについて書いているが、今頃は咲いていると思われる。
イメージ 2
 ヨコハマヒザクラ:蕾が開こうとしている

 コリアの門のところに豊後梅があり、「豊後梅」と表示してある。前回見た時、枝、萼の赤さに強い印象を受けた。萼が反りかえっているので、「アンズとではないだろうか」と疑問が湧いた。資料によると、アンズは「ウメより全体に大型で、香りは少ないが樹勢は強い」とあったので、匂いを確かめてみた。余り匂いがしなかった。ただ今日は花が末期であったので、正確さがない。豊後梅はウメとアンズを掛け合わせて出来たものであり、萼は反り返るとの説明がある。すると、この樹はアンズとは言い切れなくなった。さらに追及するには、葉や果実を見なければならない。



イメージ 3
 豊後梅
  
 下ノ池を見ると、水鳥が楽しそうに泳いでいる。名前は何というのかなぁ。名前が分かれば親しみもわく。ただの水鳥では、その時の記憶で終わってしまう。写真を撮り、図鑑で調べると、ハシビロガモカルガモと分かった。種類が違うが、近くで仲良くしている姿は微笑ましい。
イメージ 4

撮影:316

  記  平成28319()