公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コブシが満開になる

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 区役所への帰り、反町公園へ寄った。久しぶりに来た公園である。公園へ入ると、白色のコブシが眩しく輝いていた。「コブシがこんなに輝くのか」と一瞬吃驚した。ほぼ満開に近く、花が大きく開いている。ハクモクレンを思わせる。ハクモクレンは垂直に花が咲く。花を見ると、色々な方向を向いている。また、コブシは花の下に葉がある。確認すると、確かにあった。
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コブシ

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花弁の下に葉がある
 
 気になったソメイヨシノを見ると、ほとんど花がついていない。今日は横浜ではソメイヨシノ開花宣言がされるはずである。何ヶ所かでソメイヨシノが咲き始めているのを見てきているが、「どうしたのだろうか」と思った。もう1度見直すと、1輪咲いていた。他のソメイヨシノの樹を見たがやはり花は咲いていなかった。ここは少々遅いようだ。
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 トチノキの花壇にチューリプが咲いている。赤、ピンク系が沢山咲き誇っている。春の日を受け微笑んでいるように見える。美しい光景に惹かれ、通る人の目が注がれている。
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チューリップ

 公園にカツラの樹がある。カツラの花はまだ見ていない。今頃咲くかもしれないと思い、見た。高いので、直接見ることが出来ない。でも、下から見上げると、茶褐色に色づいたものが見える。若しかしたら花かも知れないと思い、望遠で写真を撮ってみた。枝に短い紐のような塊がたくさんついている。対生のところもあるが、互生のところもある。これが花なのだろうか。資料で調べると、カツラは雌雄が別株だという。そして、花を見ると写真は雄花になるようだ。紐のようなものをよく見ると先が太くなっている。ここが葯になるようだ。そう見ると、おしべが沢山出てきているところと見えてくる。



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カツラの花
 
撮影:323()

  記  平成28323()