公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ニワトコから新葉が出てきた

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 久しぶりに見るタブノキである。そろそろ冬芽に動きが出て来たのではと思っていたが、期待したほどではなかった。丸々太ってきたことは確認できるが、まだ縦方向に伸びていない。
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 タブノキの冬芽

 シロダモがある。このシロダモとヤブニッケイの区別が難しい。シロダモの葉の裏は白いので、葉の裏を見れば違いが分かるというが、実際には上手くいかない。葉の付き方、大きさにも違いがあるという。いろいろな特徴を比べてみたいが、2つが同じところにないので、違いが調べられない。
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 シロダモ

 直ぐ近くにアオキの樹がある。どこにもある樹なので、つい軽視してしまっている。この前閉じていた冬芽から小さな花芽が顔を出してきた。一目見て、「こんなに沢山」と思うほどの数がある。とても数えられない。
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 アオキ

 この樹はイボタノキだったと思うが、毎年この葉を見ると迷ってしまう。花がない時の樹の名前を知るのは難しい。イボタノキの葉の写真を見ると、多くが楕円形で、葉の先端が丸みを帯びている。ところがこの葉の先は丸くはない。改めていろいろ調べると、先が尖っている写真もある。どうもイボタノキの葉の形は変化に富んだ形をしているようだ。
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 イボタノキ

 しばらく見ないうちにニワトコの樹がこんな姿に変わっていた。冬芽が開き、新枝が2本ぐらい立ち上がり、その根元に花芽が出始めているようだ。今は小さな粒が塊状をしているが、伸びてきて花を咲かせることになる。
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 ニワトコ

 この樹は幹になっているように見えるが、枝を辿って行くと、つるにもなっている。いろいろの特徴からサネカズラではないかと見当をつけているが、真偽のほどは分からない。夏に花をつけるというが、まだ1度も花や果実を見ていない。
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サネカズラ

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 サネカズラの冬芽

撮影:310

  記  平成28312()