公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナモモが色づく

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 外に出ていると冷たい風を感じる。それでもその時その時のことを記録にとどめておくために撮影を続けた。
 赤いボケの花が真っ盛りに咲き誇っている。ボケにはいろいろな花があるが、この赤色が一番鮮やかで、目を惹く。
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 ボケ

 ハクモクレンは咲き誇っているが、シモクレンはまだ冬芽の蕾のままである。しかし、以前と比べると、大分大きくなっている。更に注意して見ると、心持ち紫色がかっている。今年もハクモクレンが散ってから咲き出すことと思われる。
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 公民館の角に白色のハナモモがある。先程は赤色のハナモモを見てきたが、こちらも同じような状態になっている。赤色ほど目立たないが、よく見ると確かに冬芽が開きかけていることが分かる。
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 白色のハナモモ

 ハナモモの傍にハクウンボクがある。暖かそうな毛に包まれた冬芽は多少大きくなってきていると思えるが、視覚的には感じられない。5月から6月ごろが開花なので、まだ当分このような状態が続くようだ。
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 ハクウンボクを囲むようにニシキギが植えられている。ニシキギの名前が憶えにくかったが、枝に翼があることと関連付けると何とか覚えられるようになった。小さな冬芽で、肉眼で見ていたのでは、何の特色も分からないが、写真で見ると、見えないものが見えてくる。全体的に赤紫色がかっているが、褐色の部分もあり、芽鱗の先端が黒色になっているのが目に付く。
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 入り口のユキヤナギが咲き出した。ちょっと前からポツリポツリ咲き始めていたが、花数が少ない時は「咲いている」と思えなかったが、今は違っている。沢山の蕾が白くなってきているので、咲き始めたと感じられる。小さい花だが、バランスの取れた綺麗な5弁花である。
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 撮影:310

  記  平成28310()