カリン この赤いのは花弁か?
2月18日(木)
急に年寄りの人たちが公園に集まってきた。「何かなぁ」と思っていると、公園内の健康器具を使ったりし、からだを動かして会話が始まった。「何だ、どこかへ行く途中の世間話か」と感じた。
年よりの人がかたまっている脇にハナモモの樹がある。一寸気が引けたが、冬芽を見ることにした。冬芽は1か所に3つぐらいついている。びっしりと毛に包まれたところに赤褐色の色が見えてきた。これは芽鱗の地と思える。微かに芽鱗の重なりも見えるようだ。ひところから見ると、大分動きが現れてきた。
ハナモモ
ハナモモの横にカリンとヒガンザクラと思える樹がある。まず、ヒガンザクラを見た。天気がいいせいか、枝は灰色に光って見える。葉痕のところが膨らみ、その脇から冬芽が出ている。芽鱗の全体は暗褐色だが、先の方の芽鱗は明るく、先に毛が見える。枚数は15~16枚はあるようだ。中心が太く、上へ行くと次第に細くなっている。
ヒガンザクラ?
カリンを見ると、冬芽から赤いものが出始めている。これは花弁なのだろうか。花が咲いて時の写真を見ると、花弁は5枚で、先が丸みを帯びている。この赤いものを見ると、どうも違うように見える。上からの写真を見ると、中に赤いものが入っているように見える。これが花びらのような気がする。
カリン:花弁?
カリン:上から見たところ
シダレザクラの冬芽が見違えたように大きくなり、丸味を帯びてきた。まだ、他のサクラの冬芽に比べると小さいが、サクラの冬芽らしくなってきた。これから先の方が伸びていくものと思える。
シダレザクラの冬芽
シモクレンは外側の芽鱗がとれ、たくさんの毛で覆われた姿に変わってきた。気候が大分穏やかになってきたが、冬芽はまだ小さい。開花にはまだ時間がかかりそうだ。
シモクレンの冬芽
撮影:2月16日
記 平成28年2月17日(水)