北陸への旅　富山県中央植物園（カエンボク）

2月14日(日)

　ホテルを出ると、雪景色が広がっていた。富山城が綺麗に見える。町の中には雪かきをしている光景が見られる。

富山城

　今朝の新聞に「カエンボク」の花が咲いているという記事があった。カエンボクは大きくなり、天井に迫っているので、近く剪定をする計画があるという。剪定が行われると2～3年は花が見られないらしい。2月頃までが見ごろになっているということだった。

　この記事を読み。早速行ってみることにした。行くと決めても、どこにあるのか分からないので、道を通る人に聞いてみた。すると、「ああ、中央植物園のことだ、向こう側のバス停からバスに乗ると行ける」と教えてくれた。教わったバス停へ行き、時刻表を見た。もう間もなくしてくるようなので、バスを待つことにした。

　中央植物園口でバスを降りると、町の中とは思えない風景になっていた。ここは畑があるような田舎町に見えた。植物園へ行くにはどの道を行くのか分からない。再び、近くの人に聞くと「向こうの方にある大きな建物である」という。そこを目指して歩き始めた。車は通るが、人をほとんど見かけない。しばらく行くと、植物園らしい建物がはっきりしてきた。歩道には雪が深く積もっている。雪道を歩いたので、自分時間がかかった気がした。

　中央植物園口へ入ると、広さを感じる。大きな建物が数棟あるようだ。受付で、カエンボクのある棟を教えてもらった。中へ入ると、熱帯性の植物棟なので暖房で温められている。カエンボクは入り口の近くにあった。新聞の案内にあったように、背丈が高く、天井へ迫っているのが分かる。花を探すと、オレンジ色をした花が高いところにあった。大柄の花のようだ。望遠で見ると、花は頂部にかたまっている