公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コウバイの冬芽が大分ほころびてきた

113日(火)
 
 元日が過ぎると、日の過ぎるのは早い。1月も半ばに近づこうとしている。自宅のハクバイは暮れに早々と咲き始めた。公園にはコウバイがある。暮れに見た時は蕾が膨らみ始めていた。3日には、赤味が出てきて、先の方に2つの赤い山が見え始め、いよいよ開き始めるのではないかと思えた。8日に見ると、丸みを帯びたものが背中を出すように膨らみ、外側へ出始めていた。あと数日で開く状況になって来た。
イメージ 1
コウバイの蕾(1月3日)

イメージ 2
コウバイの蕾(1月8日)
 
 ユキヤナギの蕾もほころび始めて来た。3日には、「蕾が緩みはじめるかぁ」という感じだったが、8日には外側の1枚が明らかに開き、内側との間に空間が出来ているのが分かった。何の変化もないようだが、細かく見ると、少しずつ春へ向かって動き始めていることが分かる。
イメージ 3
ユキヤナギの蕾(1月3日)

イメージ 4
ユキヤナギの蕾(1月8日)
 
 シダレザクラハナミズキの冬芽には目に見える変化は現れていない。今日見たシダレザクラの冬芽には、毛が目立つようになってきたが、成長過程の度合いで、1つ1つの冬芽に違いが出てくるようだ。ハナミズキの笠状の冬芽は各枝の頂芽に認められるが、それ以外では見つからない。葉になる葉芽が見られるのではと探したが、まだ、葉芽は早いのだろうか、見つからなかった。
イメージ 5

イメージ 6
 
 アジサイの冬芽は裸芽だというので、写真を撮って、詳細を見ることにした。裸芽とは冬芽の外側に鱗片(芽鱗)がないものだいう。この辺がよく分からない。写真を見ると、外側に茶褐色をしたものがあり、内側に薄い緑色をしたものが見える。

頂芽には2枚の幼葉があり、側芽には薄い芽鱗があるという。

すると、頂芽の写真に見える茶褐色をしたものは幼葉になる。また、側芽の写真に見える緑色のものは芽鱗なのか、それとも葉になるものだろうか。この辺がまだ分からない。
イメージ 7
アジサイの冬芽:褐色をしたものは幼葉?

イメージ 8
アジサイの冬芽:緑色のものは芽鱗?
 

撮影:13.8
 


  記  平成2818日(金)