公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

養老渓谷 紅葉紀行 11

1222日(火)
 
 前方に人だかりが見えてきた。あそこが粟又の滝のようだ。そう思うと足が軽くなり、足取りが速くなった気がする。どんどん人の数が多く見えてくる。滝も見え出した。ようやく到着点へ達した。多くの人が滝を囲んでいる。養老の滝は落差を感じさせない。緩やかな斜面になっている。水はこの斜面をゆっくり流れ滝壺へ落ちていく。左岸の休憩所の前のカエデが紅葉しているが、全体はまだ紅葉が進んでいない。しかし、紅葉と滝の光景はきれいに映る。紅葉をバックに写真を撮ろうとすると、紅葉の部分だけが光ってしまう。何度試みても同じである。
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粟又の滝:正面から

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粟又の滝:右から休憩所方向を見る

 滝の横の道を上って行くと、滝の上の方が見えてきた。2本の川が合流して1本の滝になっている。ここからは2本の滝が見える。滝の上は普通の川になっている。川の向こうに赤くなったカエが見える。川は細くなり先へと続いている。
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粟又の滝の上

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粟又の滝の奥
 
 粟又の滝の景観を存分に味わった。上の道路に出ても今までの余韻が残っている。崖の上にはホテルがあり、駐車場にはバスが数台止まっている。随分観光化され開けたと感じた。40年前は、ホテルはなく、滝へ降りる道も今のように整備されていなかった。無論バスが止まれるスペースもなかった。
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休憩所から滝壺を見る

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滝へ通じる道:の道は昔なかった


撮影:12月4日

養老渓谷紅葉紀行 12 へつづく


  記  平成27124日(金)