公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

養老渓谷 紅葉紀行 8

1219日(土)
 
   20分歩けば、老川の紅葉のところまで行けるのではと思い。歩き続けることにした。これから歩くのは国道81号線のバス道路になる。1210分発のバスがあるとすれば途中で追い抜かれることになる。歩き続けていると、時々観光バスに追い抜かれたり、逆に出会ったりした。シーズンには車が込み合うというが、今日は金曜日なのか、車が少ない。新しそうな十字路が現れてきた。左方向の道が広い。道を間違えないように真っ直ぐ進むことにした。時間が気になったが、まだ12時になっていない。まだバスは弘文洞入り口を出ていないことになる。トンネルが見えてきた。このトンネルを抜ければ老川に出るのだろうか。老川に出れば、右に紅葉の名所があるとパンフレットに書かれている。「もう直ぐか」と期待してトンネル内を歩いた。途中まで来ると、前方にもう1つトンネルが見えてきた。「老川はまだ先か」と少し落胆した。ここのトンネルはきれいなので新しくつくられたことが分かる。
 トンネルを抜け、老川の交差点に出た。2年前にここを車で通ったことがある。瞬間的だったが、記憶に残っている。右に曲がり、坂を下って養老川を目指した。左側に上り坂が見える。この道は粟又の滝へつながる旧道だと思う。さらに坂を下ると、橋の手前に出た。この辺に紅葉の名所があるというが、見つからない。橋まで行ってみたが、どこに紅葉の名所があるのか分からない。橋の脇には紅葉したカエデの樹がある。案内から察するとここらしい。
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橋の右岸
 
 坂を戻り、旧道を進むことにした。ここの坂は急であるので、ゆっくり上るしかない。高台へ出ると見晴らしがよくなった。遠くに薄らとした紅葉の景色が見える。まだ緑が多く、紅葉は進んでいないようだ。
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遠方に見える紅葉
 
 水月寺までもう僅かになった。休憩することなく、かなり歩いてきたので、少し疲れてきた。ほとんど人と会うことがなかったが、丁度いいバスがないせいか、こちらへ向かってくる人がいた。道端へ出店出し、農産物を販売している。「水月寺は・・・」と聞くと、「直ぐそこだ・・・」と教えてくれた。「まもなく、水月寺入り口」「幻の滝」と書かれた看板が見えた。あそこを右へ曲がって行けばよさそうだ。
 
撮影:12月4日


 
養老渓谷紅葉紀行 9 へつづく


  記  平成27124日(金)