公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

養老渓谷 紅葉紀行 7

1218日(金)
 
 弘文洞まで来ると、先の見通しが立ち、一安心した。これからはそんなに急ぐことはない。やっと先のことを気にせず、紅葉を楽しめる気分になった。弘文洞を抜けると、素晴らしい景色が出現してきた。こういう景色が出て来なければ、養老渓谷らしさがない。水面上に描かれた赤、黄、緑のコントラストが実に素晴らしい。日のよく当たる側は紅葉が早く進んでいるようだ。
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弘文洞を過ぎてから見えてきた紅葉

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弘文洞を過ぎてから見えてきた紅葉

 キャンパスを手に絵を描いているグループが見えた。数人かと思ったら、そうではなく、絵を描くツアーらしい。何人も続いている。先の方に人のかたまりが出来ている。「何だろうか」と覗いてみると、絵の描き方の指導をしているようだった。キャンパスには赤、黄、緑の色が見えた。
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絵を描いているツアーの人

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共栄橋手前の紅葉
 
 素晴らしい光景を過ぎると目の前に赤い橋が架かっていた。この橋が共栄橋である。ここを渡れば、バス停は直ぐである。まだ時間は十分ある。橋の中央から周りの景色を見た。今来た下流を見ると、右側に素晴らしい紅葉が広がっているのが分かる。
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共栄橋から下流に見える紅葉
 
  トンネルへ入った。直ぐに抜けると思ったが、トンネルはつづいている。トンネルの内壁は薄くコンクリートを吹き付けただけで、昔のトンネルとそれほど変わっていないようだ。トンネルを抜けたところに民家が現れ、景色が一変した。ここでは人の生活が感じられる。バス停を探すと、すぐ見つかった。バス停で、時刻表を見て驚いた。計画では1210分発の粟又の滝行きがあった。ところが、バス停の時刻表には1230分になっている。ここまでは行程は順調であったのだが・・・。まだ20分以上ある。
 
 
撮影:12月4日

養老渓谷 紅葉紀行 8 へつづく

 
  記  平成27124日(金)