公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

マンサクの黄葉

123日(水)
 
 そろそろもみじ休憩所の紅葉が最盛期を迎えているのではないか、と思い出かけた。バス停でバスを待っていると、いつも乗るバスとは違い舞岡台経由のバスが来たのでそれに乗って行った。坂下口で降り、進んで行くと民家の土手にコウテイダリアが咲いていた。コウテイダリアはこのところ行く場所、場所で目にする。別名キダチ(木立)ダリアと言われ、木のように背丈が高い、しかも花が大きい。茎を見ると節があり、竹のように見える。節には膨らみがあり、この部分だけを見ると、竹そのものと区別がつかない。
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コウテイダリア

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コウテイダリアの茎
 
 久しぶりに舞岡川沿いのコースを進んだ。このコースは人通りが少なく、夏から秋ごろはイノコズチなどが道を覆い尽くしていた。今は、多くのものが枯れ、ひっそりしている。
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ひっそりしている舞岡川
  
 瓜久保休憩所へ入った。ここからカッパ池へ向かうと、左側にマンサク、ニシキギがある。マンサクは葉が黄葉をし、落葉し始め出している。マンサクの葉を見た時、ガマズミと思った。しかし、冬芽を見て、「どうも変だぁ」と思った。ガマズミの冬芽は1か所から3つも出ていない。そこで記憶を溯って考え直した。その結果、マンサクを思い出した。マンサクの冬芽を図鑑で調べると、写真のようであった。
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マンサクの黄葉

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 マンサクの冬芽

 ニシキギの葉は、もう真っ赤になっているのではと思っていたが、紅葉の進みが遅いのか、真っ赤になっているのは一部であった。紅葉の進み具合は先日とほとんど変わっていない。冬芽を見ると、頂芽が葉芽より一回り大きい。数枚の鱗片が瓦状に覆っているのが分かる。
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 このところの雨で、カッパ池に水が溜まっている。水面を覆っていたスイレンの葉は、水が引けたとき枯れてしまったのだろうか、姿が見えない。池の中に残っているのはオギ、ヨシのどちらだろうか。花を見ることが出来なかったので、詳細は分からない。葉の感じからすると、ヨシになるように見えそうだ。
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カッパ池


撮影:1126


  記  平成27122日(火)