公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ニワホコリ

1026日(月)
 
 新子安に用事があって出かけた。歩道橋を歩いているとき、以前この上でニワホコリを見たことを思い出した。時期的に見て、「今日、もしかしたら見れるかかも知れない」と思いながら歩道橋を進んだ。ニワホコリは歩道橋の同じところに咲いていた。小さな可愛い花である。
試料
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ニワホコリ
 
 ニワホコリの名前から考えると、埃のようにたくさん咲いている姿をイメージする。ところがそのようなイメージはない。歩道橋の上に残っている僅かな土に生育している。ニワホコリはどこにもありそうだが、自分が未だニワホコリをよく理解していないせいもあるが、稀にしか目にしない。
 ニワホコリによく似たものにコスズメガヤがある。こちらはよく目にし、公園の隅などに群生している。その姿はニワホコリの名前を与えてもいいくらいである。今コスズメガヤはほとんど残っていないが、スズメガヤの小枝の付け根には毛がある。ニワホコリにはここに毛が無い。従って、小枝の付け根の毛の有無を確認すれば、どちらだか判定が出来る。実物を見ると、毛が無い。従って、試料はニワホコリになってくるようだ。ちなみに特徴をメモしてみた。

・背丈:20
・葉 長さ:15㎝ 幅:2
・花序 長さ:5㎝ 
・小穂 長さ:2㎝ 小花の数:6個 先が紫色がかる 2124
 
 
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葉の付け根:毛がない

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小穂:小花は6個ぐらい

 
撮影:1018
 

  記  平成271025日(日)