公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

区民まつり

1012日(月)
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  昨夜からの雨が降り続いている。窓を開けると明るかった。小やみになっていそうなので、手を窓から出してみた。雨が手に触れる。空を見るとからっとしてない。これからも雨が続くのだろうか。大雨で荒天にならない限り、区民まつりは行われることになっている。
8時近く区民まつりの会場へ行くと、沢山のテントが張られ、多くの人が準備に追われていた。西の空にはまだ黒い雲があり、こちらへ向かって動いている。雨が強くならなければと思う。
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準備に追われる売店

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準備に追われる売店
 
 我が自治連合会は例年のように、たこ焼き、ポテトフライ、からあげ、ソース焼きそばの販売を行うことになっている。9時前に既に仕込みが始まっている。油の満たされた大なべにたこ焼きなどが袋からあけられる。「ジュー」と大きな音がする。小雨が降り続き、テント後方の幕が閉じられているので、音が共鳴する。火元がそばなので作業している人は大変そうだ。
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我が連合自治会の準備
 
 10時近くになると、会場へ詰めかける人が増えてきた。まだ開会式が始まっていないのに、「まだ売り始めないのか」と訝しながら寄ってくる人も見える。各売店へ連絡します「10時まで販売しないでください」とアナウンスの声が会場内に響く。雨がやみ、空が明るくなった。このまま持てばと思うが、まだ雲行きが怪しい。
 「開会式前のセレモニーは中止します」のアナウンスが続いた。その声を聴き残念がる人もいる。まだ小雨が続いている。
 その中で開会式が行われた。いろいろな会場で「皆さん・・・・」と大きな声で呼びかける区長さんの声が響き渡った。錯覚か、空が一瞬明るくなった気がした。
 開会式後、各売店が営業を始め、お客さんが集中し出した。開会式前に用意しておいたたこ焼き、ポテトフライ、からあげ、ソース焼きそばなどが次々とはけていく。生ビールも売れ出した。どこも此処も祭り気分が高まってきた。
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販売が始まった
 
 我々は手を持て余していたので、会場をひと回りした。どこの売店も繁盛しているようだ。
 山形県JA庄内擶農工連の出店もあった。地方の特産品が並べられていた。みどりの協会、青少年指導員、体育指導員を始め、区役所のいろいろな課からも市民サービスの催しが行われていた。場所によっては、雨水がたまった状況で、まだ準備中の所もあった。
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山形県JA庄内擶農工連の出店

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消防団のマスコット

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会場の風景
 
 お昼近くになると、売店の方では行列が出来た。今までは女性部関係の人が56人で捌いていたが、手が足りなくなった。ようやく我々の出番が来たようだ。揚がったものを詰める人、運ぶ人、並べる人、販売する人、お金を扱う人と次第に分業され作業が勢いづいた。「たこ焼き2つ、ポテトフライ1つ」などと大きな声が響いた。ビニール袋がなかなか開かない。油の乾ききった年寄りの手だと余計に開かない。「ごし、ごし」と擦って静電気を起こさせ、開きやすくするが、空気が湿っているとうまくいかない。お客がどんどん増えてくる。
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販売風景

 1時間ぐらいの忙しい時間が過ぎ去った。用意した品物がほとんど捌けたので、裏へ回ってお昼を取った。食べ始めるとポツリポツリと小雨がぱらつき始めた。「どうなるのかなぁ」と思っていると、止みだした。変な天気である。
 メイン会場ではいろいろな演技が始まっている。小さな子供の演技が可愛い。多くの人が取り囲んでいる。きびきびとした動きでダンスをしている。演技をする子供、見学している人が共に楽しんでいる様子が分かる。「これが区民まつりなんだ」とみんな納得しているようだ。
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子供たちの演技

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幼児の演技
 
  3時過ぎ最後の「お楽しみ抽選会」が行われた。抽選会が始まると、雨もやみ辺りが明るくなった。3等、2等と当選者の番号が発表されるが、応答がない。帰ってしまったのだろうか。再度抽選が行われる。1等、特賞と最後まで自分の番号が呼ばれるのを待っていたが、我々の仲間は今年も全員外れだった。
 

撮影:1011
 

  記  平成271011日(日)