ウォーキング 水路完成の石碑
9月29日(火)
「ここが水路の終点なのかぁ」水路が広がり池のようになっている。周りはサクラの樹などに囲まれちょっとした休憩所のようである。一行はここの日陰で一休みした。キンモクセイの香りが漂ってくる。
ここにも先程見てきたカワヤナギが見える。この水路は、その昔水田や畑への用水路だったという。ここの風景は当時の様子を残しているのかもしれない。樹の葉が日光を遮ぎり、水が涼しさをよんでくれる。
カワヤナギ
「佐江戸せせらぎ水辺愛護会」と書かれた掲示板があった。公園愛護会の名前は知っていたが、水辺愛護会の名前は初めて聞く名前である。調べて見ると、流域の住民や企業が一丸となって美化活動をしようと、平成17年に結成されたという。企業が参加してくれるということは有難いことである。町中ではなかなか取り組めない活動である。
「佐江戸せせらぎ水辺愛護会」と書かれた掲示板
この場を立ち去ろうとした時、1つの石碑に気が付いた。何が書いてあるかと見ると、「よみがえる水100選 横浜市」と刻されていた。平成12年のことである。元々の農業水路を利用して整備したものだという。こういう形で昔の風景を残すことは大切なことである。
石碑
撮影:9月23日
記 平成27年9月27日(日)