公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ウォーキング 水路のコイ

928日(月)
 
 中原街道を右に曲がると、道沿いに水路がある。水再生センターから流れ出る水が流れているという。水はきれいに澄んでいて、流れに勢いがある。1mばかりの幅の水路だがこの先約1キロにわたって続くという。
 川面を見ると、コイがいる。金色をした珍しいコイもいる。川幅が狭いこともあり、水が勢いよく流れているように見える。
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道沿いに続く水路

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水路を泳ぐコイ

 一行はこの水路沿いを、コイと戯れながら散策を楽しむ。川の縁には近くの人が植木なども植えている。彼岸頃に咲くヒガンバナが見える。狭い僅かな隙間から花枝を出し、花をつけている。既に最盛期は過ぎているようだ。
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 タマスダレも咲いている。花が終えたかと思うと、翌日新しい蕾から新しい花が咲いてくる。「夕方萎れた姿を見て、ああ、昼間写真を撮っておけばよかった」と思ったことがあった。残念に思っていると、数日後新しい花が咲き、写真に収めることが出来た。こんな思い出がある花である。
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 これは何だろう。川面に接するように垂れて咲いている。花の様子からタカサブロウに見える。タカサブロウは湿り気のあるところに生育するというので、間違いないと思う。詳細を調べたかったが、一向に遅れないように急いだ。
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タカサブロウ
 
 こちらは水面を覆っている。最初見た時はホテイアオイの名前が浮かんできた。しかし、ホテイアオイはもっと大柄でにできている。葉がチドメグサに似ている。ほぼ丸い葉で、縁に細かい鋸歯が見られる。図鑑で調べると、ウチワゼニクサに似ている。似ているものにアマゾンチドメグサなどがあるというが違いはよく分からない。
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 多くの人が1箇所に集まっている。何事かと思い、近寄った。コイがいっぱいいる。えさをくれているので、たくさんのコイが犇いている。投げられる餌を先取りしようと、口を大きく開けているものもいる。この姿からは静水を華麗に泳ぐコイのイメージが浮かんでこない。獰猛そのものである。
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犇くコイ

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犇くコイ
 

撮影:923


記  平成27925日(金