目を惹くガクアジサイ
6月30日(火)
瓜久保休憩所へ着くとアジサイがきれいに咲いていた。縁が赤紫色に染まったガクアジサイには特に目が惹きつけられた。水路沿いにマンサク、ニシキギがあるが、花が無くなりその存在が分からなくなってきた。ニシキギは枝に翼があるので、それを手掛かりに探すと見つかった。しかし、ガマズミとマンサクの違いが混同し分からなくなっている。
水路沿いのガクアジサイ
目を惹くガクアジサイ
マンサク
荒れていた水田も水が張られ、きれいに稲苗が植えられている。昔は紐を張り、その紐に沿って手作業で植えられていた。それだけに稲苗や実った米には植える人の真心が込められていた。いまは機械がその役割を果たすようになり、稲苗や実った米の価値観が変わっている。小さな田園風景だが、昔の手作業を連想すると、農作業の厳しさが伝わって来る。
稲苗が植えられてた水田
カッパ池に緑が戻ってきたが、水は干し上がっている。つい最近まで氷が張っていた風景を思い出す。干し上がった奥にハスかスイレンの葉が見える。ハスの葉には切れ込みがなく、スイレンの葉には切れ込みがある。遠くからは確認が難しいが、ハスの葉が多い様に見える。しかし、一部確かではないが、スイレンの葉も見える気がする。現地でもっと正確に確認しておけばよかった。
ハスかスイレン
岸際にセンダングサと思える草本類が密生している。一体何という植物名だろうか。センダングサの葉は複葉になっているが、この点が正確に把握できない。葉は先が細く伸びている。鋸歯の先は尖り気味で、主脈から出る支脈はほぼ平行上に見え、鋸歯の下まで届いている。センダングサはやや湿り気のある道ばたや河原などに生えるというので、様子を見ようと思っている。
この丸い葉をしたつる性の植物の名前は何だろうか。一見サルトリイバラの葉に似ている。しかし、葉の先が尖っているのが気にかかる。キヅタの可能性もありそうなので、資料を探したが、サルトリイバラとキヅタの関係を説明する資料はなかった。サルトリイバラの葉はほぼ円形に近く、膨らみを感じるが、写真はその膨らみを感じない。
サルトリイバラかキヅタか
撮影:6月15日
記 平成27年6月29日(月)