公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ボタンの蕾

423日(木)
 
 ヤツデは花を終え、黒い果実と変わっている。葉は大きな仕事をし、疲れたように下がっている。間もなく古い葉は落ち、新しい葉が芽生える。ここにも生命の営みが見られる。
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ヤツデ
 
 公園にケヤキの樹があるが、新芽の出が遅い。特に公園の中央に植えられた4本のケヤキは遅い。昨年もこの中央の1本が遅かった。「芽が出てこないのでは・・・」と心配したが、夏場には他の樹と変わらないように葉をつけ、安心させてくれた。今年は、芽生えの遅れ現象が広がってきた。それでも、西側のケヤキだけは葉をたくさんつけ、新緑の姿になっている。
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公園中央のケヤキ

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中央がケヤキ
 
 ボタンが茶色っぽい葉をたくさんつけている。今年は葉ばかりで、花芽が見えない。「花芽は未だなのか」と覗くと、1つだけ赤くなっていた。他にはと見たが、今のところこれ一つのようだ。養分が葉へ行ってしまったのだろうか。今年は豪華な花が見られないかもしれない。
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ボタンの蕾
 
 樹々の新緑は美しいが、ヤブランの新緑もまた美しい。春先、長く伸びた葉を大きく剪定したので、新芽が出てくるか心配した。暖かくなったのに変化が現れてこないので、剪定時期を誤ったかと思った。しかし、ここに来て芽吹いてきた。新緑の葉が立ち上がっている。花壇の縁に揃って立ち上がった新緑を見ると、公園が復活した思いがする。
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ヤブランの新緑
 
撮影:419
 


  記  平成27年4月22日(水)