公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナミズキとツツジが咲く

418日(土)
 
 久しぶりにいい天気になった。外は暖かくぽかぽかしている。上着を着て歩くと汗ばんでくる。近くの公園のハナミズキが咲き出したので、立町みはらし公園のハナミズキの様子を見に行った。
 坂を上りつけると、正面にハナミズキが見えてきた。淡い緑色なので、遠くからは花のようには見えない。近くに寄ってみた。間違いなく花が咲いている。花のように見える部分は実はがくで、本当の花はこの中にある。花はどれも上向きに咲いているので、中を見るのには枝を下げなければならない。手ごろな枝があったので、下げてみた。中がよく見える。本当の花はまだ蕾のようだ。小さいので、写真を撮り拡大してみた。15-16個ある。中央付近の蕾が大きくなっている。
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  ハナミズキを確認した。土手にはツツジが植えられている。見ると、色がついているので、咲き始めたことが分かる。多くは蕾であるが、色がついている。開花が間もなくであることが分かる。数は少ないが、ピンクのツツジが咲いている。これからツツジの季節がやってくる。
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ツツジの開花

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多くは未だ蕾
 
 ツツジの陰にキランソウが見える。昨日、別の場で見たばかりである。今日は明るいのでよく見える。全体が毛深い。花は青紫色で、面白い形をしている。唇形花と呼んでいる。上の小さいのが上唇で、下の3枚が下唇になるという。説明を読むと、なるほどと思うが、そうでないと直ぐには唇を連想できない。
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 立町みはらし公園からいつもの藪へ行こうと、坂を下りた。小学校の前に小さな崖が残されている。ここにはいろいろな植物が現れてくる。ここへ来たときは、どんなものが咲き出したか見ている。いま、白いカジイチゴが咲いている。多くは花びらを落とし、咲き終わりに来ている。
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カジイチゴ
 
 花はないが、ウツギの樹が見つかった。白い花を咲かせていた姿を思い出させた。球状の頭に3本の棘のようなものがある。これはウツギの果実の特徴である。
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ウツギの樹

撮影:416
 

  記  平成27417日(金)