公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオシマザクラ・ソメイヨシノの開花が迫る

319日(木)
 
 日一日と暖かさが増している。公園のサクラも11日と変化が見られるようになった。オオシマザクラの冬芽が膨らみ緑色の色がついてきた。冬芽は高い位置にあるので、脚立を持ち出し上って見た。白色の花弁の部分が昨日よりも広がっている。いくつかの枝を手に取り覗くと、やはり同じように花弁が見え始めているものがある。冬芽から花芽が出始めると、直ぐに開花になる。あと1週間、来週には開花しそうに思える。


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 ソメイヨシノの冬芽も先の方に赤みがかったものが見える。上から見ると、冬芽が開き赤くなった花芽が3つほど見えている。多くの冬芽が大きく膨らんでいるが、赤みがかったものが見る冬芽は未だ少ない。


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 ソメイヨシノを見ていると、横のヤマモモの花が目に入ってきた。こちらは雄花である。太く短い花序をなしている。サクラに気を取られヤマモモの開花を見逃すところだった。拡大すると葯が見える。「雄花が咲くということは雌花も開花しているに違いない」と思い、雌花を確認した。ヤマモモの雌花は雄花と比べるとずっと小さい。確かに咲いているが、詳細は分からない。
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ヤマモモの雌花

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ヤマモモの雄花
 
 ペタンクの練習の合間を見て、急速に動きが出てきたソメイヨシノオオシマザクラを見た。暖かく、外では上着がいらなくなった。こんな陽気の中にあると、季節は確実に春になったといえる。
 

撮影:318日(水)
 

  記  平成27318日(水)