節分祭の準備作業
2月2日(月)
今日は節分祭の準備をする日になっている。日は出ているが、北風が吹き寒い。マフラーをして神社の境内へ出かけた。神社へ着くと既に多くの人が集まっていた。
鉄柱などの部品
部品には、左、右などと目印が書かれているが、どこから見た目印か分からない。とにかく組み立ててみようということになり、端の部分の柱から作業に取り掛かった。
筋交いを入れる段階になり、「向きが反対ではないか」という人が出てきた。見ると、筋交いをはめる穴の向きが合っていない。そこで、組み立てた骨組みを持ち上げ反対になっている部分の位置を変えた。何とか筋交いは入った。
骨組みをつくる
今度は梁を入れる番になった。「これは隅の方だ」という人がいたので、2本の梁が両側の隅に入れられた。以上で鉄柱の骨組みは出来上がった。
大きな板が4枚運ばれてきた。舞台の床になる材料である。1枚の板が結構重い。4枚の板が先程組み立てられた骨組みの上へ乗せられた。「そろそろ舞台が出来上がる」とみんなは思ったに違いない。ところが、どうしたのか4枚の板がきちんと納まらない。
梁の入れる位置が悪かったことに気が付いた。梁は隅から少し離れた位置でなければいけなかった。重い板をみんなで持ち上げ、梁の位置をずらした。すると、4枚の板がきちんと納まった。
床板が納まった
出来上がった舞台の飾りつけが行われた。紅白幕、階段、竹の支柱が取り付けられた。離れて見るときれいに出来上がっている。
出来上がった舞台
一方、境内の端で掲示板を組み立てている人がいた。こちらは長い角柱と大きなベニヤ板を材料にしている。1つ1つがやはり重い。4本の角柱を鉄柵に針金で固定する。要領が分かっている人がいるので、うまく締められる。少しでも緩むと角柱が動いてしまう。固定されたところで、大きなベニヤ板をモクネジで止めていく。電動ドライバーがあるので、作業の能率が上がった。
掲示板を組み立てている人
出来上がった掲示板
お宮の方から温かいお茶が用意された。体を温めながら慰労しあい、3日が天候に恵まれ、盛大に迎えられることを祈念した。
撮影:2月1日
記 平成27年2月1日(日)