公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

梅(ハクバイ)の開花

124日(土)
 
  2日間の寒さがうそのように、日が出てきた。風があったがウメの開花を見に外へ出た。自宅のハクバイが花をつけた。ウメから今年の花の時期が始まる。
「立町のハクバイも咲いたろうか…」そんな期待を込めて坂を上って行った。階段脇のハナミズキを通り越し、ハクバイへ向かった。やはり咲いていた。先日の蕾の様子からだと、もっとたくさん花が咲いていると思ったが、この予想は当たらなかった。太陽の日を受け、白い花びらが眩しく見える。花の周りの蕾はどれも大きく膨らみ、白色に色づいている。来週は見ごろになるかも知れない。
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ハクバイの開花
 
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ハクバイ
 
 先日見たとき、垣根になっているアセビに元気がなかった。今日見ても昨年ほどの元気は戻っていない。「そろそろ蕾が大きくなるのでは…」と覗いた。昨年は蕾をつけた枝がたくさん見られたが、今年はめっきり少なくなっている。元気そうなのを見つけ写真に撮った。赤くなった釣鐘のようなものが枝から吊下っている。可愛い蕾である。
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アセビの蕾
 
 通り過ぎたハナミズキを見た。こちらは大きな変化がない。相変わらず帽子のような冬芽が滑稽に見える。
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 立町から足を延ばしいつもの藪へ向かった。小学校の門からミズキを見た。葉がなく、無数の枝がいろいろな方向に伸びている。あのたくさん葉が、このか細い枝に支えられるとは信じがたい。自然の細工の神秘さに驚く。
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ミズキ
 
 直ぐ目に付くのはタブの樹である。この樹の冬はいろいろな冬芽の中でもきれいな内に入る。タブノキの冬芽は枝先に1つ付く。中央が膨らんだ楕円形で、頂点が少し赤くなっている。
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タブノキの冬芽
 
撮影:123
 
 
  記 平成27123日(金)