公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ボタンの蕾

114日(水)
 
 ヒメリンゴの傍にボタンの小さな樹がある。花は大きくて咲いたときは実に見事である。見ると冬芽がある。冬芽というよりも蕾と呼んだ方がいいかもしれない。外側の鱗片が剥がれ中から濃赤色をしたものが現れ出した。「花びらなるのか、がくになるのか」見続けたいと思う。
イメージ 1
ボタンの蕾
 
 ハナズオウの冬芽を見た。赤紫色の花で、この花も咲いた時は見事である。花を見ただけでは、ちょっとマメ科の仲間とは思えない。しかし花後を見ると、房状のものが垂れさがってくるので、確かにマメ科になることが分かる。今この花の冬芽を見ている。枝に直接つき小さな鱗片がたくさんついている。また、鱗片間には隙間がみられる。ハナズオウには白色の花もある。
イメージ 2
 
  西側の花壇にヤツデが1本ある。ヤツデは冬に花をつける。白いものが見えた時には花が咲いている。目立たない花なので、うっかりすると果実に変わっている。今はすべてが果実のようだ。ヤツデは1年中きれいな緑色の葉をつけている。葉の成分には咳止めや痰に効能がある物質が含まれているという。
イメージ 3
果実をつけたヤツデ
 
 公園の西側にイチョウの樹がある。2本は雌株であったので、一昨年までは銀杏の落下で悩まされた。プーンとつくあの臭いはみんな嫌がる。始末に困って、穴を掘り埋めたこともある。イチョウの樹は枝が多い。手の届く高さに枝があった。見ると冬芽がついている。丸く、疣状のものが互生しているのが分かる。
イメージ 4
イチョウの冬芽
 
撮影:18
 
 
 
  記 平成27112日(火)