公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

落ち葉の舞い散る公園

1214日(日)

 
 風が弱く暖かい日になった。今日は公園活動の日である。紅葉も終末になり、風が吹くたびに落ちるようになった。雨の後は公園の至る所が落ち葉、落ち葉になる。今日もそのような光景が目の前に現れた。
イメージ 1イメージ 2 落ち葉、落ち葉の公園
 
今日は、一足前に来て、落ち葉をかいている人、スコップで溝に溜まった砂利などをどけている人、花壇の中の落ち葉を拾い出している人等がいた。公園活動は10時からなのが、皆さん積極的でうれしいばかりである。
公園は、日向ばかりではない、冬場は日が出ていても日陰の作業には寒さを感じる。落ち葉は落ちる時場所を選んでくれない。日陰にもたくさん落ちている。そのような所でも一生懸命落ち葉を集めている人がいる。
一寸した時間で、公園にごみ袋の山がいくつもできた。45Lの袋なので、ものの数分でいっぱいになってしまう。押し込みながら詰めるが、余り詰めると袋の端を結べなくなってしまう。いっぱいになった袋の端を結んで、作業を続けていると、それをゴミ集積場へ運んでくれる人がいる。声をかけなくとも暗黙のうちに意思が通じている現象である。互に協力するというのはこのような姿ではないだろうか。
土の上を熊手でかいていく。砂が除かれ落ち葉が集められる仕組みになっている。1かき、2かきと・・・とかき集め、落ち葉の山をつくる。移動して別の山をつくる。いくつか山が出来たところで、ビニール袋に収納する。この作業を何度も繰り返す。
今年度、堆肥堆積場をつくってもらったが、現在満杯になっている。腐葉土化が進まないと新しい落ち葉を堆積することが難しい。いま集めている落ち葉は廃棄物として回収してもらうしかない。つい先日、防災訓練の日(127日)に20余袋集めてから1週間ぐらいだが、今日の集積量はそれを上回っている。今までケヤキが主体だったが、今日はケヤキイチョウが加わっている。イチョウの樹についている黄葉の姿、また路面に散らばった黄葉の描く模様も絵になる。ここが山間ならそのままにしておきたい風景だが、都会ではこの風景を楽しんでいる時を長く保てない。都会の持つ宿命か、自然を好む人には惜しいばかりである。
イメージ 3
続々集まる落ち葉の袋
 
イメージ 5
イメージ 4
きれいになった公園
 
 この頃公園へ出向いてくれる人は、限られた人になってきている。公園は町会の皆さんの活動場であり、皆さんの力で維持していく施設です。皆さんボランティアです。多くの人のお力をお願いしたいと思っています。
 
撮影:1213
 
 
  記  平成261214日(日)