公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

冬の近づく公園 3

1125日(火)
 
 刈られた花壇を見ていると、ハルジョン、ギシギシの大きくなったロゼットを見ることが出来る。中でもハルジョンのロゼットはあちこちに見られる。次世代の準備が忠実に始まっている自然の仕組みの神秘さに感動させられる。
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ギシギシ
 
 トサミズキを見ると、黄緑色の小さな玉がかかっている。「トサミズキにこんな果実が出来るかなぁ」と思いながら見ていると、ヘクソカズラの葉が見えた。やはり、この果実はヘクソカズラであった。よく見れば、枯れ始めたつるがトサミズキに絡まっている。
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トサミズキの絡むヘクソカズラ
 
 ハクチョウゲの垣根の中にランタナが顔を出している。中央が黄色く縁がピンク色をしている。開花後、時間がたつと次第に花色が変わる珍しい花である。この花は勢いがいいので、放っておくと、つる性植物のようにどん伸びてくる。
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 今年はススキの勢いが凄かった。手入れがされていないせいか、サツキの中から出たススキはすっぽりとサツキを覆ってしまった。来春サツキは咲くだろうか心配になる。
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サツキを覆うススキ 
 
 
撮影:1122
 
  記  平成261125日(火)