公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

冬の近づく公園 2

1124日(月)
 
  ハクウンボクはほとんどの葉を落とし、もう冬を迎える準備が整っているようだ。枯れ残った葉が枝に引っかかるように残っている姿は冬景色を先取りしている。
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 ニシキギはすべての葉が赤紫色に変っている。この樹は枝に平たい翼がある。「なぜこの翼があるのだろうか」と見る度不思議に思っている。
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 ニシキギを見ているとき、下の方にどこかで見覚えのある花が見えた。「花の少ない時期に・・・」と思いながら見ていると、シロバナセンダグサと分かってきた。葉はくすんだ濃い赤紫色に変っていたので、一瞬分からなかった。
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シロバナセンダグサ
 
 シャリンバイが咲いている。この時期に咲くのだろうか。11月も下旬に入っている。少し暖かくなると何時でも咲きだすような気がする。公園に垣根として植えられているハクチョウゲにも花があったことを思い出した。シャリンバイ、ハクチョウゲとも花期はあるが、1年中咲くようだ。
イメージ 4イメージ 5シャリンバイ                ハクチョウゲ
 
 公民館の脇にボケが植えられている。この花も意外な時に花をつける。見ると、白色の色がついている。「もしかしたら咲いているのでは」と見ると、やはり花だった。新葉も出ている。さらに見ると、赤い花も咲いている
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ボケの花
 
 草本類は刈られたため立ち上がっているものはほとんど見ることが出来ない。しかし、新しく芽吹き葉をつけている姿があちこちに見ることが出来る。その中で、ホトケノザに赤紫色の点が見えた。蕾であることは間違いない。毎年暮れの暖かい日にホトケノザの花を見ることがある。
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撮影:1122
 
  記  平成261126日(月)