公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

かながわ公園愛護会交流会

1114日(金)
 
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 1113日(水)、午後130分よりかながわ愛護会交流会が行われた。各地の公園愛護会の代表が集い、秋からの草花、球根類の選定や植え方の講演を受け、実習を試み和やかなうちに交流を深めあった。
 年に1度の会だが、このときの講演が日常行う公園愛護会の活動に大変役に立っている。
 
「実例でみる お花の選び方」
 花の組み合わせにより、花の絶えない花壇の実例などが紹介された。普通我々は、季節ごとに花苗を植えかえているのではと思ったが、そうでもないことが分かってきた。「1つの種類が花を咲かせているとき、次に咲く花の準備が行われるように、種類の組み合わせを考えて植えこむ」という教えが印象に残った。こうすれば、1つの花壇でも数種類花が順番に咲き、花壇に花が長い間咲くことになる。
 サクラの樹の下などの日陰はサクラの根が蔓延り、草花には不適と思われるところでも、種類を選び、工夫次第では花園になる例も紹介された。地道に花と付き合われた経験が滲み出ているように感じた。
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講習会風景
 
 「パンジービオラの花苗づくり」
 かながわ花づくり分科会の代表者が日頃の経験を話してくれた。小さな苗圃に芽生えた苗を、11つ丁寧にポットに移植し、育成する。聞いているのは簡単なことだが、大変な作業であることが想像できる。きょうこの会場に見ることが出来る花苗はこうしたボランティアさんがつくり上げてくれたものであるという。ここまで育てるには、毎日の水くれだけでも大変な作業になる。当番を決め、そのような作業をしてきたという。なかなか出来ないことと思う。 
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育て上った花苗
 
 会場には、土木事務所の方が各公園愛護会へ出かけ、一緒に活動した様子がパネルとして展示されていた。皆さんの目に触れるのは一部にすぎないが、何処の公園愛護会も熱心に活動している様子を覗うことが出来る。パネルの1つに我が公園の堆肥置き場づくりの風景が紹介されていた。
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公園愛護会の活動パネル 
 
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わが公園:堆肥置き場づくり
 
 休憩をはさみ、鉢づくり講習が行われた。プロジェクターを使った分かりやすい説明だった。
 ポインセチアゴールドクレストビオラ、パンジーそれにチューリップの球根などは、土木事務所の手で、後方のテーブルの上にセットされていた。
 講習後、一斉に作業に入った。手慣れた人、そうではない人といたが、個々に対応してくれる人がまわってきてくれ、作業がスムーズに進んだ。 
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鉢づくり:準備が整ったテーブル
 
 この交流会を終え、沢山のお土産をいただいた。「このお土産を自分たちの公園愛護会へ戻り、皆さんへ分けて行きたい」と思う。
 
撮影:11月12日
 
 
 
  記  平成261114日(金)