公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

堆肥置き場づくり

109日(木)
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  108日(水)、神奈川通公園にて神奈川土木事務所の方の指導のもとに堆肥置き場づくりが行われた。毎年秋になるとたくさんの落ち葉が落ちてくる。この落ち葉を地道に集め、袋詰めにし、ゴミとして出す。この作業をしないと公園は落ち葉だらけになってしまう。この作業にはたくさんの人の力と時間が必要になる。また、せっかく集めた落ち葉をゴミとして出すのは勿体ない。人の労力を減らし、落ち葉の活用を考えると、堆肥置き場を作ることは大きな魅力になっていた。神奈川土木事務所から連絡があったときは、いい機会だと思った。
 公園へ行くと、既に土木事務所関係の人は数人来て、準備作業を始めていた。台風の後ということで、公園には落ち葉がところかまわず散らばっている。事前に少し片づけておけばよかったとは思うが、この時期は見ている間に落ち葉が落ちてくるので、当日を待った。こんなに早く来てくれるとは思っていなかった。
 間もなく数人が集まってきたので、大まかに落ち葉を集め始めた。直ぐにゴミ袋5袋ぐらい溜まった。この落ち葉は早速今日利用することになる。落ち葉は砂場をも埋めている。熊手ですくい出す。ベンチの周りにも落ち葉はたまっている。タバコが落ちている。「日謹慎な人がいる」と感じる。
 10時になったので、事前の説明が行われた。最初に、神奈川土木事務所関係の人が紹介された。6人ほど来ている。こんなに多くの方が来てくれるとは有り難いことである。このほかに保土ヶ谷の方から2名が参加してくれている。盛り上がった会になりそうである。
 16枚の板が並べられた。板は既に火で加工されている。黒く煤のついた板をデッキブラシで磨いていく。煤が飛び散る。作業にはマスクが必要になる。裏表があるので、両面を磨くことになる。
 いよいよ組み立てに入る。ただ形になればいいのではなく、板は垂直に立て、角は直角にしないと安定しない。水準器を使って測っている。丁度いいところを見つけてビスを打ち込む。携帯用のドライバーが使われる。慣れるまでは、ビスがうまく入っていかない。板と板の間には少しの隙間を作る。こうすることで、空気が入る。また水も出て行く。いわゆる堆肥化の能率が上がる。交代、交代でビス止めをしてみた。下の方は屈んでの作業になるので、難しかった。最後に、角に金具をとめ付け、堆肥を入れる囲いの部分は出来上がった。 
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組み立て作業
   
 見ていると小さいようだが、中は予想より広く、重たそうだ。数人がかりで、花壇の中の整地した場所に運んだ。今日は落ち葉が用意されているので、早速落ち葉を入れ、堆肥づくりの指導が受けられる。土木事務所の人は、実技を通して指導してくれた。堆肥を作る人は長靴をはき、箱の中に入る。水を注ぎながら落ち葉を押しつぶしていく。この作業を何度も繰り返す。沢山あったと思った落ち葉が全て入ってしまった。中を見ると、それでもまだごく一部の高さしかない。1m角にすぎないものだが、意外を多くの落ち葉が収まりそうだ。  イメージ 3
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            移動した堆肥箱               水を注ぎながら落ち葉を押しつぶす
 
 最後に、堆肥置き場である表示をした。土木事務所の方で綺麗な表示を作ってきてくれたので、引き立つようになった。 
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 完成した堆肥置き場
 
  平成26109日(木)