公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヤブラン・ハナトラノオが咲く

95日(金)
 
  公園へ近づくと、ポロリと上から何かが落ちてきた。落ちてきたものは風に吹かれて、ころころと転がり止まった。そこには先着ものがいていくつかがまとまっていた。見ると、マテバシイの果実である。先年、かなり剪定されたので、花数も少なく、あまり目立っていなかったが、ようやく果実をつけるまでに成長した。
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 先日、お台場広場公園でヤブランが咲いているのを見て、「我が公園でも咲きだしているのでは・・・」との思いで、確認した。我が公園のものはやや遅いようだが、よく見ると葉の下の方に顔を出しているのが分かった。やはり時期には咲くものだ。穂状に紫色の小さな玉のような花がたくさんついている。この花序が伸びてくると、緑色の葉とマッチして公園の縁を艶やかにしてくれる。
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 ヒルザキツキミソウが花を終え大分経つ。そこは、いまエノコログサに覆われている。そんな雑草の中にも新しい世界が始まり出した。雑草の中からピンクのハナトラノオが首を出し、咲きだした。花は花序を形成しており、細い傘型になっている。花は下から上へ向かってつけてくる。色が鮮やかで通る人の目を引き付ける。
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  記  平成2695日(金)