公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り 2日目(1)

8月4日(月)
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神社神輿
 
 お祭り2日を迎えた。今日も天気が良く暑くなりそうだ。今日は神輿が出るので境内を始め神輿の通る沿道は大賑わいになることが予想される。
 9時少し前境内へ行くと既に一人が来て、お宮の人と話をしていた。高齢だが、お祭りには大変協力的な人である。特に神輿の扱いについては生き字引といわれている。綱の掛け方、しめ縄の掛け方・・・この人がいないとどうすることもできない。山車の綱の掛けたについても一手に引き受けてくれる。毎年町内の多くの人が教わろうとするが、頭の中で理解できていても、実際にやろうとすると、手を進めることができない。
 9時過ぎると、総代さん、役員さんをはじめ多くの人が集まってきた。白の半纏、赤の半纏など色鮮やかな服装をした人が集まっている。この人たちは今日の華となる神輿の担ぎ手である。中には女の人も、子供も入っている。多くは近隣の町会の人である。盆踊りで太鼓を叩いてくれる人たちも入っている。
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集まった神輿担ぎ手
 
 間もなくすると、本殿で厳かな儀式が行われた。宮司さんの声がマイクを通し境内に響く。「そろそろ神輿が出そうだ」と皆が感じてくる。
 山車が下の道路へ移動されていく。アスファルトの上を鉄の車輪がごろごろと音を立てて動いていく。「子供がいない」との声が境内へ伝わってくる。子供の絶対数が少ない上に、今は神輿の動きに目が集中している。「そのうちに何人かは集まるだろう」と考えていた。
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引き手を待っている山車
 
  神輿が境内の階段を下り始めた。重く、大切なものなので慎重に降ろしていく。先導車、山車、神輿、鳳輦と揃った。しかし、山車の引き手は依然としていない。神輿は出ていった。「ワショイ、ワショイ」の掛け声が響く。山車が動かない。数少ない子どもたちは神輿に引っ張られて行ってしまった。仕方なく大人が山車を引き始めた。動き出せば子どもたちは戻ってくるだろう。掛け声が次第に遠ざかっていった。これから長い行列は町内を練り歩く。先導者の太鼓の音を聞きつけると、間もなく神輿、山車が現れてくる。「ワショイ、ワショイ」の声が聞こえてくる。お祭りの雰囲気が高まってきた。
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町内を練り歩く神輿
 
 境内は本部担当と数人の女の人しか残っていないので、閑散とし、静けさが漂よっている。神輿等を送りだし、ひと安心するが、それもごくわずかで、次の準備が待ち構えている。境内では、山車を引いた子供たち、神輿の担ぎ手が戻ってきて、休息し、昼食をとることになっている。その準備を境内に残された人で取り掛からなければならない。現在境内にいるのは、男手が2人、女手が3人。テーブルを運ぶだけでも大きな負担になっている。
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昼食等の準備
 
 
  記  平成26年8月3日(日)