公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

剪定作業

7月13日(日) 

 
   台風明けの煽りを受け、朝から猛烈な暑さになっている。ちょっと動くだけで、汗が出てくる。厳しい条件の下だが、今日は公園活動の日になっている。10時になると、何時ものメンバーがやってきた。
 今日は伸び放題になった樹木を剪定することになった。ユキヤナギコデマリは大柄でなく、枝もそれほど太くないので、刈り込みバサミや剪定バサミで処理が出来る。一番の難題は、ムクゲの樹である。いま花の盛りであるが、四方八方に枝が伸びているので、おも苦しい見栄えになっている。こちらは枝が太く。刈り込みバサミの刃が立たない。ノコゴリを使わなければ対処できない。倉庫に2つノコギリがあったので、探し出した。
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刈り込まれたユキヤナギ
 
 刈り込みバサミの使い方については、先日講習会に参加していたので、要領は分かっている。樹形を整えながらの選定なので、意外と時間がかかる。また、刈り込み後の枝木の回収が容易ではない。花壇の中に落ちているので、花や他の樹木を傷つけないように集めなければならない。小さな熊手を使い、集めていく。熊手が届かないところは、どうしても手を伸ばさなければならない。
 ムクゲの樹の剪定はJ氏が分担してくれた。太い枝を手馴れた手つきで次々と伐採してくれた。今日集まったメンバーの中にはJ氏の他はこういう作業は不得手である。のびのびになった枝が剪定され、すっきりした姿になった。花の数が少なくなったが、それだけ毎日落ちた数が少なくなり、道路の汚れも少なくなりそうだ。
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すっきりしたムクゲ
 
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すっきりしたトウカエデ
 
 沢山出た枝木を片付ける前に休憩を取った。最初いくらか風もあったが、今はなくなっている。日向に出ると、直射日光が焼け付いてくる。木陰に入って、冷たいお茶で一息ついた。ホットする瞬間である。さわやかな風が出てきて、木陰は気持ちがいい。このままずっと居たいが、枝木が残っている。
 少しの休憩後、作業を始めた。太い枝を細かく切断する人、束ねて運ぶ人と手分けをし、作業を続けた。時間の過ぎるのが早かった。あっという間に12時近くになっていた。枝がかき集められ、大きなゴミが大量に出た。
 公園を振り返ると、来たときとは別の公園になってなったようだ。すっきりした光景を見ると、気持ちもきれいに洗われる。清々しい思いで、作業の後を思い出してみた。
 
撮影:7月13日
 
 
  記  平成26年7月12日(土)