公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ネムノキは本当に花を終えたのか

630日(月)
 
 いつも神奈川通り公園ばかりへ行っていると、久しぶりに見る浦島公園は広く感じる。ケヤキイチョウが枝を伸ばし、葉を沢山つけたので、日影が次第に広がってきた。暑くなると草花も休憩をいているように見える。その中でも、子供たちは元気に遊んでいる。
 
 公園の雑草類は、草刈り機で刈られ久しくなる。緑は徐々に回復しているが、背丈を伸ばしているものは少ない。雑草類に見るものが少ないので、樹木を見た。つい最近まで咲いていたネムノキの花が終わり、今公園には花をつけている樹木はない。昨年の記録を見ると、ネムノキは8月にも花が咲いている。こんなにも違うのかと思った。上空の枝の先を見た。これは蕾なのか、それとも果実になっていく過程なのか。知りたいが、いい写真が撮れないので分からない。。
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ネムノキの枝先
   
 次にハクウンボクを見た。他所でハクウンボクを見たとき、葉の陰にぎっしり咲く花を見た。この公園のハクウンボクではそのような姿を見ていない。今年見たときは、運が悪く、花が散りかけていた。今見ると、葉のつきがよくない。何本かは枯れているようだ。来年はぎっしり花をつける姿を期待しているが、この勢いだと、難しそうに思える。一時暑さかった時の水不足が祟ったのだろうか。
 
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元気のないハクウンボク
 
 同じようにモクレンの樹にも葉が少ない。よく見ると、小枝には葉がついていないようだ。枯れてしまったのだろうか。枝も剪定されたのか、以前の勢いが感じられない。モクレンは葉が出る前に花が咲く。今年はいい写真が撮れなかった。葉を沢山つけ沢山のお花を咲かせて欲しいものだ。
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葉が少ないモクレン
 
 草刈り機で刈り残されたところには草が芽生えてきている。いつもならば、ここにシマスズメノヒエやタチスズメノヒエが大きな株を作り、穂をつけている。残念だが今はその姿はない。長い葉をしたものはススキである。一旦刈られてからここまで蘇ってきた。生命力の強さが分かる。
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蘇るススキ
 
 ここはほとんど手が入れられてないので、雑草を調べるのには好都合な場所になっている。左からセイバンモロコシ、セイタカアワダチソウ、ヒメムカシヨモギとなっている。この中で、セイバンモロコシは場所によっては花をつけている。セイバンモロコシとススキはよく似ている。穂ができれば間違うことはないが、葉だけだと難しい、触ってみると、セイバンモロコシは軟らかさがある。ススキの葉は折り曲げようとすると、堅さが感じられる。セイタカアワダチソウとヒメムカシヨモギはまだ花を見ない。背丈はこのところ目だって高くなってきている。
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撮影:6月26日
 
 
  記  平成26年6月30日(月)