公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

アジサイの季節が来る

6月6日(金)
 
 神奈川通り公園にもアジサイの季節が来た。小さな公園だが、何種類かのアジサイが植えられている。花そのものはまだ小さいが、それぞれが色づきアジサイの季節を告げている。
 公園の東側は、ケヤキやヤマモモが根を張っていて、草花は根を伸ばしにくい。厳しい環境のもとだが、4本のアジサイが元気に育っている。肥料をまいても、他の樹木に吸い取られてしまう。花の数は少ないが、貴重な存在である。
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花をつけたアジサイ
 
 ここは大きなケヤキの葉で直射日光がやわらげられている。アジサイの育つ環境として申し分ないようだが、ここもケヤキの根が伸びている。しかし東側よりは多少いいようだ。ここには何種類かのアジサイが植えられており、見栄えがいい場所である。うすい青色、濃い青色、白色、ガクアジサイと変化に富んでいる。草花の手入れをしていると、時々、スケッチに訪れる人、カメラを持って撮影に訪れる人がいる。草花を楽しんでくれる人がいることは手入れのし甲斐がある。
 
アジサイの風景
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 アジサイに負けず、日のよく当たるところにキンシバイが咲き出している。花は大きくきれいであるが、キンシバイの成長は脅威に感じる。花後坊主に近く刈り込んでも翌春はどんどん枝を伸ばしてくる。下の方から新しい小枝が多数芽生えてくることには毎年困る。
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 花壇を見つめていると、雑草もいろいろ入れ換わってくる。日のよく当たるところではホソムギが衰え出し、ヒメムカシヨモギセイタカアワダチソウが個体数を増やすと同時に、背丈を伸ばしている。中でもヒメムカシヨモギの勢いには抜き手が追いつかない。センダンの下では、毎年草取りをしているのだが、チチクサモドキが勢力を伸ばしてくる。まるで人の草取りに挑んでいるように思える。この勢いにはとても勝てない。
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チチクサモドキ
 
撮影:6月4日 
 
 
  記  平成26年6月6日(金)