公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

カタクリの里を訪ねて ―片倉城址公園3―

44日(金)
 
 斜面に続くカタクリを見ながら上り詰めると、二の丸跡地へ出る。芝が敷かれた広い空間である。この区間の周りにソメイヨシノが植えられている。けっこう花が咲いているが、まだ満開には達していない。この辺は横浜と比べるとやや内陸に入るので、気温も低めのせいか開花が遅れているようだ。
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二の丸跡地のソメイヨシノ
 
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 ここでは多くの人が出ていて、シートを敷き休憩を楽しんでいた。ここから坂道を下り出すと、大きな樹木に白い花が沢山ついている。大きな花であることから、この樹がコブシと分かる。それにしても大きなコブシだった。
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大きなコブシの樹
 
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コブシの花
 
 さらに下っていくと、雑木林の中に入ってしまった。コナラ、クヌギと思われる樹木が続く。雑木林の縁に出ると、茶色の葉をつけたヤマザクラが見えてきた。ソメイヨシノは何本も見るが、ヤマザクラはここで見るのは初めてだった。
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 雑木林を抜け、道は再びカタクリの続く斜面へ入った。足元にヤブニンジンと思われる小さな草本があった。小さな白い花をつけている。
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ヤブニンジン
 
 道の端で日の当たるとこにはタチツボスミレが所々に顔を出してくる。場所によってはかなりの数が群生しているところもあった。
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撮影:4月1日 
 
 
   記  平成26年4月4日(金)