蕾をつけたマユミ
3月27日(木)
藪の裾にあるこの樹はツリバナかマユミかどちらなのだろうか。果実が5つに割れていればツリバナ、4つに割れていればマユミということになる。最初見たとき、残されていた果実が少なく、5つか4つかについては不確かだった。冬芽は枝に対生していた。これからどのように変わっていくのだろうかと注目している。今日見ると、新葉が出ていた。
ツリバナかマユミか
最初に見た果実と冬芽(撮影1月8日)
新葉が出始めたところを見た後、マユミと表示されている樹木のところ行き、現状を比較してみた。
マユミと表示されている樹木(撮影: 1月31日)
対生している冬芽は丸い球状に変わっている。「随分膨らんできているなぁ」と思って見ていると、新葉も見えた。こちらは新葉も多い。それだけではなく、新葉の脇に緑色の粒が見える。「蕾に間違いない」と思った。葉腋から出た柄に小さな粒がかたまってついている。
蕾が見えてきたマユミ
すると、先ほどの樹にも、「蕾があったのではないか」と思い直し、もう一度戻ってみた。よく見ると確かに小さな蕾がある。先ほどは綿密に見ていなかったことが思い知らされた。
やはり蕾がついていた
葉腋から出る蕾の姿から、この樹が限りなくマユミに近いと思えてきた。
観察:3月22日
記 平成26年3月27日(木)