公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

三浦海岸の河津桜 2

316日(日)
 
  小松ヶ池公園へ入ると、目の前に大きな樹木が迫ってきた。恐らくエノキだと思う。またその周りにはタブノキ(?)などが生い茂っており、日を遮っている。一つ一つの樹木について知りたかったが、先を急がなければならなかったので、今回は素通りをしていった。藪のようなところを通り抜けると、また大きな樹木(エノキ)があった。広く枝を伸ばしている。葉がつけば、3倍にも4倍にも広がって見えることと思う。
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              エノキ                             エノキ
 
 この大きな樹木を通り過ぎると、右側に池が見えてくる。池というよりも沼の方があっているかもしれない。左側は畑地になっている。土手を見るとオオイヌノフグリがきれいに咲いている。春たけなわの雰囲気が伝わってくる。よく見ると、オオイヌノフグリの間にハコベが混ざっている。暖かい太陽の日差しを受け、大きく花びらが開いている。ここは三浦半島、やはり横浜よりは一足早く春が来ているようだ。ピンクの花が見える。ホトケノザかと思ったら、ヒメオドリコソウである。よく見ると、随分咲いている。
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      オオイヌノフグリ              ハコベ              ヒメオドリコソウ
 
 池の端につくられた遊歩道を進んでいくと、右前方に河津桜が見えてくる。池の水は少ないが、水面と河津桜のバランスがよくとれている。
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遊歩道
  
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                           河津桜
 
 最後に、鉄道の線路下に咲く河津桜を見た。日陰になっているが、河津桜と菜の花の色のバランスがよくとれている。ピンク、黄色、緑この3色が実にいい。
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河津桜と菜の花
 
 慌ただしくまわってきた河津桜の見学だったが、満開状態だったので、充分に堪能できた。帰る時間になっても、まだ次から次へと新たに来る人の足が途絶えない。春を待ち焦がれていた人が多かったことが分かる。
 
 
  記  平成26年3月16日(日)