公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オウバイの冬芽

1月18日(土)
 
  オウバイロウバイ1文字違いでよく似ている。黄色い花もそっくりである。ロウバイの花びらが薄い黄色であるところが違うぐらいで、花を見たのでは区別が難しい。茎を見ると違いが分かってくる。オウバイの茎は緑色をしている。公園にオウバイが1本ある。2月ごろ咲き出すので花芽の様子を伺った。角ばった緑色の枝に対になってついている。基と、先端が赤紫色を帯びており、間が黄色く、大変きれいな色をしている。大分膨らんでいる模様なので、近く開花が見られそうだ。
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オウバイの冬芽 
 
 ハナズオウイチョウの冬芽を見てからそれほど日数がたっていない。大きな変化はないと思えたが、一応見ることにした。ハナズオウ松ぼっくりの形をしており、幾分上へ伸びたような気がした。イチョウも大きな変化は認められないが、一回り大きくなったように見える。大きさを測ったりしていないので、そのような感じがする程度のものである。
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ハナズオウの冬芽                     イチョウの冬芽 
 
  暮にスイセンが咲き始めたと思ったら、今日はほとんどが咲いているように思えた。このところ乾燥が続くのか、大きな花を垂れているものが多かった。萎れてしまう恐れもあったので、少し水をくれてみた。
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首を垂れてきたスイセン
 
 今日もヒヨドリが騒いでいた。エンジュとトウネズミモチの樹へよくやってくる。エンジュの果実はほとんど終わってしまったのに、「何故来て止まるのか」と思い、よく見ると枝から垂れ下がっている紐のようなものに果実がついていることが分かった。高いところなので、もうないものと思っていた。ヒヨドリは人よりは果実の存在がよく分かることを教えられた。
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エンジュの果実を食べるヒヨドリ
 
 
  記  平成26年1月18日(金)