公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

年末夜警パトロール 第2日目

12月29日()
 
  昼間は空が大変きれいだった。空気も澄みきっていた。年末に入り、工場が休みになり、営業の車が少なくなると、こんなにも違うのかと実感できる。昔は遠くまで見渡せることが出来た。今日も同じように遠くの様子が分かる。普段のにごった憂鬱な空気が人工的なものであることがはっきりする。
 2日目の夜警パトロールに日になった。今日は、ストーブの石油を心配する必要がなかった。ひとまず、外で作業することがなかったので助かった。その分、時間的な余裕が出来た。電池の充電の様子を見た。充分充電されている。その電池を懐中電灯に入れたら、アラームが鳴り出した。どうして鳴ったのか分からない。また、止めようとしたが、どうやっても止まらない。どこをどう操作していいか分からない。早めに来た人に試してもらったが、どうもいうことを聞かない。説明書を探し当て、何とか止めることができた。最近のものはいろいろな機能がついているが、扱いにくい。大きなハプニングであった。そうこうしている内に有志たちが集まってきてくれた。
 外へ出ると、昨日よりは寒かった。でも、風はないようだ。二手に分かれて夜警パトロールへ出て行った。例の「チャキ、チャキ、火の用心、チャキ、チャキ」の音と掛け声が続いた。空気は冷たいが、風がないのが幸いだ。途中で、電気屋さんが街灯の交換をしてくれていた。電気屋さんを探し、街灯を交換するまで長い道のりであった。「明るい環境で新年を迎えたい」と思っていた願いがかなう事が出来そうだ。それにしても夜になって工事をしてくれるとはありがたいことだ。
 寒い外から、暖かい室内へ入るとほっとする。自然みんなのこわばった顔がほぐれてくる。今日も女性部の人が温かいものをつくってくれた。寒いところから来ると、この味がひとしお美味しくなる。ビール、日本酒が出された。ぐーといっぱいいく。たまらなく美味しい。お酒が入ると話も弾む。メンバーが変わると話の内容も変わるが、落ち着くところは子供のころの懐かしい思い出である。年齢差があるが、話し合っていると、それがつながって1つのストーリーが出来上がってくる。「ああ、こういう時代の流れだったのか」と互いに納得することになる。9時に近づくのも忘れそうになってしまう。
 2回目の夜警パトロールへ出た。多少メンバーの交代があった。1回目はところどころの街灯が切れていて、暗いところもあったが、今はすべての街灯が点灯している。新しい蛍光灯はさすがに明るい。全部の街灯が点灯すると、真っ直ぐな道が浮き出てくる。空は澄み切って星がきれいに輝いている。オリオン座が南東の空から頭上近くへ上がってくる。リゲル、ベテルギウスが明るい。シリウスが眩しく輝いている。
イメージ 1イメージ 2
 休憩時の風景
 
イメージ 3イメージ 4
夜警風景
 
 
  記  平成25年12月28日()