公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

コウバイの蕾が大きくなる

1224日(火)
 
  晴れたいい日になった。風もないので公園へ出てみると、落ち葉も峠を越したので、公園も片付いていた。残された落ち葉を集めながら草木を観察した。
 公園にはコウバイがある。いろいろなところのウメの蕾が大きくなっているので、ここのコウバイも大きくなっているのではと思っていた。丸く膨らんだ蕾が沢山ついている。昨年、花の後長く伸びた枝をかなり選定したので、蕾を持つか心配したが、その心配をよそに沢山の蕾をつけてくれた。赤くなった蕾をよく見ると、外側の鱗片が緩み、中の真っ赤なものが見え始めている。もう開花の準備は充分出来上がっているようだ。
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コウバイの蕾
 
 シダレモモの冬芽はどうなっているだろうか。古い枝から出ているものを見ると、3cmぐらいの枝が出ていて、その先に冬芽は着いている。毛で覆われた幾重の鱗片に覆われて先へ先へと伸びているようだ。若い枝に出る冬芽は少し違っている。冬芽は緑色に突き出た枝の先端に集中している。沢山の毛をまとった鱗片で覆われ、見るからに大切に育てられていることが分かる。
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シダレモモの冬芽
 
 ヒメリンゴの冬芽は茶褐色の枝の先についている。数はそれほど多くはない。先端以外のものには、冬芽が落ちてしまった痕だろうか、先端の冬芽だけが目立つ。シダレモモよりひとまわり大きく、長い。鱗片は赤褐色だが白色の沢山の毛で覆われている。その鱗片の中から赤褐色を帯びた冬芽が顔を出している。
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   記  平成251224日(火)