公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

落ち葉との戦い

12月15日(日)
 
  昨日の強風がうそのように穏やかな日になった。公園では、枯葉が渦巻いて、積もっているだろうと思った。本来ならば昨日少しでも隅へ寄せて置きたかったが、風が吹き荒れる中では、そういう気持ちになれなかった。公園へ行ってみて吃驚した。2-3日前より落ち葉が少ない。どうしたのだろう。あの強風で落ち葉が広い範囲へ散らばっていったのか、それとも誰かが片付けてくれたのか・・・。どちらか分からないけれど、お陰で随分気持ちが楽になった。
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隅にたまった落ち葉
 
 10時になると多くの人が集まってきた。一番の難物は、蓄積して置いた大量の落ち葉を袋に詰め、ゴミ集積所へ運ぶことだった。特大と思われるゴミ袋の2-3つは直ぐにいっぱいになった。袋がいくつあったら終わるのか見当がつかない。次々にごみ袋はいっぱいになった。
 花壇のまわりもかなり落ち葉がたまっている。そちらの方を分担して作業をしている人もいる。めいめいがゴミ袋を2-3つ持って落ち葉をかき集めている。熊手で1回1回集める落ち葉はたかが知れている。広い範囲をかき集めるのは容易な作業ではない。公園の外側もすごい。側溝に落ち葉が集まっている。側溝に沿って熊手を引いていくが。途中で落ち葉は熊手からはみ出てしまう。もう一度最初に戻り、はみ出た落ち葉を集めることになる。花壇の中は植木があるので熊手が使いにくい。小さい熊手があるので、それを使うが、それでも集めにくいところがある。そのようなところはどうしても手作業になる。
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熊手が使いにくい花壇
 
 ゴミ袋がいっぱいになると、袋を閉めることになる。この袋を閉めるのが一仕事になる。落ち葉がいっぱい入ると、ゴミ袋を押しつけながら袋の両端を引っ張りいわくのだが、落ち葉がたくさん入れば、入れるほどいわきにくくなる。いわいた袋がたまった。落ち葉といっても袋いっぱいになると、かなり重くなる。持ち上げることは出来るが、それを運ぶことは中々難しい。手押し車のお世話になる。
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集積所に集められたゴミ袋
 
 1時間余りで30袋近く回収できた。こんなにに集まったのは今年初めてだった。ケヤキを見ると、ほとんど坊主状態になっている。イチョウも1本を残し同じ状態になっている。「やれやれ落ち葉の峠が越えた」作業をした人、みんながそう感じた。作業を終え、みんなにジュースが配られた。せめてものお駄賃である。じっとしていると寒さを感じる陽気だが、みんなにはうっすらと汗が見えた。
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きれいになった砂場
 
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落ち葉の峠が越えた公園
 
 
  記  平成25年12月14日(金)