公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

塗り替えてきれいになった公園

1月26日(火)
 
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紅葉が進む公園の風景 
 
  先日の夕方公園の側を通りかかると、1台の小型トラックが公園の中へ入っていた。柵があるので、公園の関係者以外は入ることが出来ないようになっているはずなので「これはどうしたことなのか」と思った。薄暗くなった公園内をよく見ると、一人の人がペンキ塗りをしていた。思わず「ありがとうございます」の言葉が出た。「土木事務所関係の人ですか」と聞くと、「いや、塗装組合のボランティアです」という返事が返ってきた。「公園を管理している土木事務所から請けて作業をしている」と思ったのが、大変な間違いだった。鉄棒、フェンスのポールがきれいに塗られた。翌日も同じ人が来ていた。今度はベンチを塗り替えてくれていた。
 
きれいに塗り替えられた公園
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 公園の管理は土木事務所が行っているが、実際の作業をしているのは、それぞれの公園にある公園愛護会である。年間でジュース代にも満たない助成金で賄っている。「愛護会でも大変だ」と思っていたのだが、このような形で、塗装組合の方もボランティアで協力してくれているとは知らなかった。このことは、もっと一般の人へ知らせる必要があると感じた。日頃気持ちのよい公園になっているのは公園愛護会だけでなく、多くの人のボランティアで成り立っていることが分かった。
 公園を利用する人は、公園のきれいな環境が保たれている事実を知って欲しい。小さな子たちが汚していくのは仕方がないと思うが、その子供たちを引率してきた人は少しでもきれいにして帰る心がけを持って欲しい。特に、イヌを散歩に連れてきている人はこのことを肝に銘じて欲しい。雨が降った翌日には、イヌのふんが残されていることが多い。雨時で後始末がやりにくいことは分かるが、マナーを心がけるべきと思う。
 昨日からの強風と雨で、公園は落ち葉でいっぱいになった。つい2日前、球根植えを終え、落ち葉狩りをしたばっかりである。本来ならば、落ち葉がたくさん積もり、ふかふかした落ち葉のじゅうたんを踏みしめたいのだが、都会の公園ではそのようなことは中々望めそうにもない。都会人の生活様式は、人本来の生活様式から余りにも遠ざかりすぎてしまっている。
 
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1晩で積もった落ち葉
 
 
  記  平成25年11月26日(火)