公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

球根、花苗植え会

10月24日(日)
 
イメージ 1
公園の紅葉風景
 
 日が差し、風がなく、数少ない秋日和になった。今日は10時から公園で球根、花苗植え会が行われることになっている。植えるチューリップ、ムスカリの球根類、クリスマスローズ、ゼラニーム、サルビアレウカンサは、前日土木事務所へ行き持ってきてある。
 10時近く、公園へ行くと既に早く来た人が下準備をしている。枯れかかったマリーゴールドなどを抜き、雑草を取り払っている。もう額には汗が滲んでいた。
 最初に下ごしらえをする必要がある。雑草などを取り払い、よく土を耕し、充分肥料をくれる。草類は殆んど枯れ、数は多くはない。しかし、クワを打つと固くぶつかるものがある。ケヤキの根っ子である。ケヤキは紅葉を始め公園を美しく飾っているが、地上部の美しさに反するように地下部は手ごわい相手になっている。
イメージ 2
雑草などを取り払う作業
 
 一通り耕し終わると、土は小さなシャベルで簡単に掘り起こすことが出来る。まず、酸性になってきた土の性質を中性に戻すために化成肥料を施し、次に有機肥料として油粕を施す。もう一度よく攪拌し土と肥料を和ませる。本来ならばここまでを事前にしておく必要があったが、何分人手がなく球根植えと同時になってしまった。
 土が出来た後、いよいよ植えることになった。球根、花苗のポットを仮に置き、配置を考えた。チューリップには赤、白、黄色等5色が用意されている。イメージを描きながら配置してみる。間隔はどうか。みんなの意見を聞いてみる。何分咲いてみないと本当の姿は分からない。
イメージ 3
球根を配置する
 
 意見が纏まりシャベルで穴を掘り植えていく。植えるだけならそれほどの労力はかからない。しかしここまでくるまでが大変だった。一つ一つ植えていくと、今までの疲れが抜けていく気がしてきた。
イメージ 4
球根等を植える光景
 
イメージ 5
球根等を植える光景
 
 全ての球根、花苗が植えられた。花壇には色がなくなり、この姿で寒い冬を送る。春には華やかなチューリップの花が顔を出すことだろう。
イメージ 6
球根、花苗が植えられた花壇
 
イメージ 7
球根、花苗が植えられた花壇
 
 球根植えの後、落ち葉狩りをした。先日まで強い風が吹いたこともあって落ち葉はいっぱい散り積もっていた。その光景を見ていると、球根を植えただけでは帰れなくなってしまった。 
イメージ 8イメージ 9

落ち葉が散らかる公園
 
イメージ 10イメージ 11
落ち葉狩りの風景
 
 
  記  平成25年11月23日(土)