公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

区民まつり

1014日(月)
 
  夏を思わせる好天気の中で区民まつりが行われた。区民にとっては年に1度の大きな行事である。
 
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 我われも1つの地域連合として、1つの模擬店を開設し参加した。雨天時の昨年と比べ多くの観客が見込まれる。焼きそば、たこ焼きなどは昨年と同じだ。他に、みつ豆、水羊羹、のしいか、ラムネ、ビールを販売した。焼きそば、たこ焼き、ビールの方は、専門家にお手伝いをしてもらっている。
 我われはみつ豆、水羊羹、のしいか、ラムネの方を担当した。商品を並べ始めると、強い日差しが商品に当たってきた。このままでいいのか、心配になった。
 中央開場では、開会式のセレモニーが始まった。消防音楽隊の楽器の音が開場に響き渡り、ムードが上がってくる。天気がいいだけに人の出足は昨年とは比較にならない。音楽隊の演奏に合わせバトントワラーズ隊が入ってきた。紺と純白のユニホームが引き立つ。中央ステージに何重もの人の輪が出来た。
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バトントワラーズ隊
 
 
 華やかなセレモニーが終了すると、プログラムの進行に従い各種の団体の演技が披露されることになっている。それと同時に各模擬店の販売が始まった。
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婦人団体の演技
 
 我が模擬店にもお客さんが来るようになった。しかし、みつ豆、水羊羹、のしいかの売れ行きは捗々しくない。買っても、会場では食べられない。その上、この暑さで商品が暖まっている。「どうも売れそうもないぞ」と嘆きの声が聞こえる。
 ラムネの方には人が集まり出した。日照りが強くなりのどが渇いてきた御蔭である。最初、担当は一人、二人でよかったが、次第に人数を増やすことになった。また、焼きそばの方に長い行列が出来てしまい、それをさばくために我々の方でも焼きそばを扱うことになった。そのためさらに担当の人数が必要になった。焼きそばの方は大忙しだ。特に昼食時に近づいたときは、2つの販売場所に長い列が出来てしまった。我われは皆素人である。お金を扱いながらの作業は大変な作業となった。焼きそばを折につめる人、金銭を扱う人、袋に詰める人と必然的に流れ作業になった。このころになると、ラムネの方も忙しくなった。氷水に冷やすのが間に合わないようになった。氷水の中で順々にラムネを移動させる作業が捗らない。氷水が冷たいためである。12本動かすと、もう、手が冷たさに耐えられなくなってしまう。「とても素手ではだめだ」と思ったとき、タオルを使うことに気がついた。実際にタオルを使ってからは冷たさが手にひびいてこなくなり、作業の能率が上がった。
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販売風景                         会場を回るマスコット
 
 みつ豆や水羊羹等の方は芳しくはないが、ちらほら掃かれるようになってきた。しかし、このままではと、途中で値下げをした。また、直ぐ渡せるようにいくつかを袋詰めにして陳列した。効果があったのか、客足が伸びてきた。1箱、2箱・・・と積まれていた箱数が少なくなってきた。出足がつくと面白いもので、お客が繋がるようになる。
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小学生の鼓笛隊
 
 ラムネは完売した。しかし、みつ豆の方はまだ苦戦をしている。お客が少ないので、われわれも時間をもてあますようになった。「何とか売りきらなければ・・」という思いが届いたのか、のしいかが完売した。あとはみつ豆と、水羊羹である。まだたくさん残っている。
  このままではと思ったスタッフの中から買い手が出てきた。みつ豆2つ、3つ・・・。山を盛っていたみつ豆が消えた。そんな風景を察知した人がいたのか、人が寄って来るようになり、少しずつ掃けてきた。3つ、5つという注文が入った。最後の箱が開けられテーブルに並べられた。これが売れれば完売になる。みつ豆につられ水羊羹もはけ出した。
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ハワイアンの演技
 
 中央会場では抽選会が始まった。今年の区民まつりも終わりに近づいている。用意した品物が完売近くなったので、われわれスタッフにも安堵感が出てきた。焼きソバの方では店が閉まった。
 ビールが配られた。一日の慰労の意味だろう。夏を思わせる暑さの中の1日だったので、気持ちよくのどを通った。そろそろ、われわれも店仕舞いになる。テーブルにはわずかの水羊羹が残った。
 
 
  記  平成251013日(日)