公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

キンモクセイが咲く

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  春と夏に大いに楽しませてくれたハルジョンとオオマツヨイグサが姿を変え、ロゼットとして出現している。オオマツヨイグサはまだ花が咲いているが。ハルジョオンはもう花の姿を見ることない。見ると、2つのロゼットは、「こんなにも大きくなるのかなぁ」と思うほど大きい。
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左・・・ハルジョオン 右・・・オオマツヨイグサ
 
 公園に残っている植物を探してみた。アキエノコログサガ残っている。エノコログサはほぼ枯れてきているが、後から咲いたアキエノコログサはまだ見ることが出来る。葉を取り、表面の毛を確認した。確かに毛はあった。
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        枯れていくエノコログサ                 まだ見られるアキエノコログサ
 
 雨の中にコスズメガヤの大きな塊が残っている。その姿を見て、「こんなにも大きな塊にもなるんだんぁ」と思った。まるで蜘蛛の巣のように地面を這っている。露に濡れ、光って見える姿も別の趣がある。
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 木陰にイヌタデがたくさん花をつけている。何時も見るイヌタデはこんなに多くかたまってはいない。小さな群落をつくっているといえそうだ。
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イヌタデの小群落
 
 公園の中に、区制80周年記念植樹の標識があった。記念植樹は小さく、標識より目立たなかった。しかし、「何の樹かなぁ」と近づくと、ほのかな香りが匂ってきた。見るとオレンジ色の粒が見える。「キンモクセイ」と確信した。キンモクセイが咲き始めるとは、秋も大分深まってきたと実感した。
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             標識                       区制80周年記念植樹
 
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  記  平成25109()