公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

フヨウが咲いている

10月5日()
 
 小雨がぱらつき気温が低い。昨日も気温が低かったが、今日はさらに低い。急激に季節が変わったようだ。小ぶりだが写真は撮れそうなので、滝の川公園へ出かけて見た。人の手があまり入っていないので、自然の姿を知るにはいい観察場所である。
 歩道に這い伸びているものがある。花は紫がかっている。珍しいものかなぁと近づいてみると、クコであった。クコは土手や崖でよく見る。このような状態で見ることはなかった。考えれば、クコは土手や崖から下がるように咲いている。それを思えば、こういう姿も理解が出来る。
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            這い伸びるクコ                     クコの花
 
 雨風にたたれたせいかオオマツヨイグサの長い花茎がいろいろな方向に傾き倒れている。昨日咲いた花だろうか、花茎の先に数個の黄色い花がまだ定完全に萎れず残っている。
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 シロバナセンダングサは花の盛りに入ったようで、いろいろなところで黄色い花を見るようになった。ここの公園でもよく咲いている。この花とアメリカセンダングサの違いは、白色の舌状花の有無であるという。そこで、この白い花びらを注意いてみているが、明確にきちんとついているものは少ない。
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シロバナセンダングサ
 
  花壇の右隅にピンク色のきれいなフヨウがある。「きれいだなぁ」と誰もが思うことだろう。ピンク色の花の美しさは、なんとなく人の気持ちをくすぐり、引き寄せる力を持っている。
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フヨウ
 
 細長い葉をしたカヤツリグサの緑のじゅうたんが花壇のひと隅を占領している。「こんなにも密生できるのか」と思うほどたくさんの個体が密生している。旺盛力の凄さを感じる。密生しているわりには、花の数は少ない。
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          カヤツリグサ                         カヤツリグサの花
 
 この公園にもメガルカヤが進出している。道の方から見たとき、花壇の中に一際背が高く伸びているものがあり、「あれは何だろうか」と思った。近づくと、このところ目にするようになった。メガルカヤであることが分かった。急激に生息範囲を広げているようにみえる。
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進出するメガルガヤ
 
 
  記  平成25年10月5日()