公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヤブランが咲く

94日(水)
 
   夕方水をくれているとき、花壇の端に赤いものが目に付いた。まだ花芽が出たばかりであることが分かる。ケイトウであることは分かった。写真に撮るにはまだ早すぎるので放っておいた。今日見ると大分大きくなっている。写真に収めてもいいと思い、撮影した。土の中に含まれていた種子が発芽し、芽生えてきたものである。花になると、やはりきれいになる。
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花をつけ始めたケイトウ
 
 日照りが強かったせいかヤブランの葉の色がさえない。今頃はもっと艶があってもいいのだが、褪せている。「今年は花をつけるのだろうか」と気になっていた。昨年の記録から見ると、花がそろそろ咲くのではないかと思う。830日、夕方水をくれながら注意して見ると、葉陰に薄紫の花が顔を出していた。まだ、ちょっと顔を出しただけである。次の日に見ると、別のところでも顔を出している。「一緒に咲こう」と合図をして咲き出したように思える。葉の緑がきれいなら花も映えて見えるのだが、今年は見栄えがしない。
 
 朝夕の暑さが和らいだこともあり、キバナコスモスの花数が増えだした。水をくれても、くれても葉が垂れてしまった姿が少なくなり、元気を取り戻してくれたようだ。花壇からはみ出して道路に出たキバナコスモスは元気がある。花もたくさんつけている。なぜだろうか。ほとんど水がないのに不思議に思える。密生していないことがいいのかもしれない。
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花数を増しているキバナコスモス
 
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花壇からはみ出したものの方が成長がいい
 
 花壇の中は草が生え放題になってきた。横に広がるメヒシバが猛威を振るっている。上へ伸びていれば、引き抜くのも簡単だが、低く横へ這っていると、なかなか抜けない。スベリヒユも勢いがある。草としてはそれほど勢いがないと思っていたが、予想は違っていた。かれこれ1時間ぐらい草取りをすると、間の土が見えてきてすっきりとした。
イメージ 6イメージ 7            草取り前                         草取り後
 
 
  記  平成2594日(水)