公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

地区防災訓練に備えて 炊飯試行

8月23日(金)
 
 今日は暑く、よりによって風がない。外に居続けると、熱中症になってしまう。こんな暑い中、地区防災訓練の打ち合わせが行われた。先日行われた自治連合での会合では計画案が未完成であったので、今日つめることになった。
 8月31日の地区防災訓練には小学校が参加することになっている。もちろん子供たちも参加する。地区の大人、子供が一緒になった防災訓練になる。
 今回は、避難者カードを作成するところからはじめることになった。例年は、投光機の設置、簡易トイレの組み立て、煙体験・・・などが行われてきたが、例年の内容に避難者カードの作成を加えると、時間内に全てをこなすことは難しくなる。どれをメインにするか検討され、大切と思いながらやってこなかった避難者カードの作成をメインにすることにした。一人ひとりの安全を確認するためには、名簿が最重要になる。ひとりでも見落とすことは出来ない。
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 避難者カード
 
 小学生も同じように避難者カード作成を行う。書く時間は違うが、大人と同じ様式に従って行う。経験させることを1つのねらいとしている。
 運営上の担当班を検討した。マニアルには庶務班、情報班、救出救護班、食物物資班、学校再開準備班がある。最後の担当は学校関係になるが、他のものは誰が中心になるか、担当者の候補を選出した。拠点になる学校の近くにある自治会、町内会の会長がなることに異論はなかった。
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 それぞれの主な動き
時刻
学校の動き
時刻
自治連合の動き
1530 
参加者登校 避難者カードの記入
 
 
 
 
1600
開会式 対応チームの発表、所属の確認
 対応チーム
(庶務、情報、食料・物資、救出・救護)
 
 
 
1700
防災教室 起震車、スモーク体験
 
 
 
1800
宿泊準備、夕食準備(体育館)
1800
避難者受け入れ
避難者カードの記入
1830
夕食
 
集合、開会式
地域、町会別
1900
片付け
 
順次訓練を実施
備蓄庫見学等
1930
帰宅児童引取り
1930
集合、閉会式、解散
 
 
             ↓
 
 
 
 
 会議途中から学校の先生の好意で、炊飯試行が行われた。先日(19日)炊飯器の燃焼テストをしていたので、無事機器が作動した。
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炊飯試行 
 
 上手く炊けたようだ。炊けたては熱い。しかし、「よく炊けたか」見たいのは誰も同じ思い。熱いので、取り扱いに注意しなければならない。とても素手では持てない。周りでは多くの人が、炊け具合を心配そうに見つめている。
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よく炊けたか? 見守る
 
 炊けたなべの中を見ると、ボツボツと蒸気の抜けた穴が開いており、よく炊けたことを教えている。2つの鍋で炊いたが、どちらも成功したようだ。
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ボツボツと蒸気の抜けた穴が開いている
 
 早速、炊飯鍋から一般用鍋にご飯を移す作業に入った。量が多いので、取り出しも大変である。ここは、学校の先生が手早にやり終えた。
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炊飯鍋から一般用鍋にご飯を移す作業
 
 鍋に移された炊き立てのご飯に食酢、さけのほぐし身、きゅうりのきざみ、ゴマ等が入れられ、味付けけがされた。酢飯の香りが漂ってきた。よくほぐされ手巻き寿司にして、参加者に配られた。いい味である。皆で体験する喜びがあった。「この思いを31日には子供たちに届けたい」これが皆の心の中に刻まれた言葉だった。
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手巻き寿司
 
 
  記  平成25年8月22日(木)