タブノキの新芽を見る
8月11日(日)
藪の入り口にあるタブノキを見ると、枝先に新芽のようなものが見える。「この時期に出来始めるのか?」と思った。また、今から半年かけてこの小さな芽が成長していくのかと思うと、自然の営みの精密さに驚かされる。
タブノキの新芽
路面に黒い粒が散らばっている。「何かなあ」と思ったが、直ぐにミズキの果実と言うことが分かった。先日まで緑色の粒と思っていたが、枝先についているのを見ると、紫色に色づいているのが分かる。
紫色に染まったミズキの果実
この葉は何の葉だろうか。大きく伐採され、以前の面影がなくなってしまったのでわかりにくくなってしまった。ここにはシラカシ、ウラシロガシの大きな樹があった。ひょっとしたらシラカシかと思って周りを見たが、違う。葉の形などから見ると、トウネズミモチと考えられる。記憶をたどると、ここにトウネズミモチがあったような気がする。確かにトウネズミモチがあったことを調べようと過去の写真を調べたが、見つからなかった。綿密に撮影していなかったようだ。
垣根越しに大きなタデを見つけた。オオイヌタデと思うが、確証はない。葉に暗緑色の斑点があるように見える。もっと繊細な写真を撮っておけば、詳細が分かったのだが。次回の課題にしたい。暗緑色の斑点をたよりにオオイヌタデを調べて見たが、どの資料もそのことに触れてはいなかった。
オオイヌタデ
記 平成25年8月11日(日)