雑草の生存競争
8月10日(土)
久しぶりに図書館へ行きながら浦島丘へ通じる坂を上って行った。ちょうど上りきるところの左側にいろいろな植物を見かける。アスファルトと石垣に囲まれ土はほとんどない、厳しい環境である。しかし、植物は強いもので、こんな厳しいところでもひしめき合いながら生きている。
大柄なのはアキノノゲシ、普段見かけるノゲシと比べ葉も大きくがっしりしていて背丈も高くなる。ひょろひょろと上へ伸びているのがヒメムカシヨモギ、よく見るといろいろなものがある。つる性のクズは石垣を上まで登っている。上から降りてきたのか、下から這い登ったのかよく見ないと分からない。下の方ではオシロイバナが赤い花をつけている。見落としてしまいそうなのがメヒシバ。強い植物で、いろいろなところに出てくる。枯れかけているエノコログサも見える。こんな狭い空間でも、たくさんのものがひしめき、生存競争をしている。自然の掟の厳しさが分かる。
たくさんのものがひしめき、生存競争をしている
記 平成25年8月10日(土)