公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

盛り上がった盆踊り

87日(水)
  神輿の接待が終わり、町会役員やお手伝いをしてくれた人はほっとした。暑い中、自分たちは何の飲食もせず接待を続けた。いや、その時間が取れなかった。神輿関係の人が去り、ようやく自分たちも飲食をとる時間になった。もちろん残り物を寄せ集めての飲食である。
 午後、境内は閑散となる。しかし、神酒所を守る人には休憩がない。訪問者にいつでも対応できる状態にしておかなければならない。女性部の人たちは、夜店の下ごしらえ等をするために、それぞれの部署に帰っていった。
 遠くに太鼓や笛の音がする。神輿が近くに来たようだ。午後神輿は車に乗せられ、丘の2つの町内を回り、帰ってくる。そして、2つの町内を練り歩き、再び神社へ戻ってくる。氷屋さんが来た。夜店で使うものを運んできてくれたのである。
 境内では、神輿を迎える準備が始まった。テーブルを並べ、その上に簡単な飲み物や食べ物が配置される。この作業をするのは主に町会の女性部の人たちである。例年、氷が足りない、麦茶がないなどと、町会の持ち出しが出てくる。そのため、町会では盆踊りの接待使うものを追加調整しなければならなくなる。
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神輿接待の準備
 
 神輿が帰ってきた。と同時に境内は人人であふれ出した。本殿の前、社務所の前で相当長い時間神輿がもまれ、お祭りの頂点に達した。最後、静かに神輿は本殿に収められた。境内では慌しく夜店の準備がされ、開店にこぎつけた。神輿とともに境内を訪れた人の波が夜店へと向かった。
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帰ってきた神輿
 
 焼き鳥の香ばしいにおいが漂ってくる。冷たさを求めかき氷へ人が集まる。綿菓子は次から次へと人が来る。ほとんど休む時間がない。
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焼き鳥の香ばしいにおい                    忙しい綿菓子
 
 730分近くになりアナウンスが入った。「これから盆踊りを始めます。皆さん、輪に入ってください」曲が流れ、人が動き始めた。今日は、太鼓をたたく人が最初から数人いる。曲に合わせて太鼓の音が響く。盆踊りの雰囲気が高まっていく。リクエストが続く。携帯からの曲も取り入れる。放送担当者は大忙しになる。「次は・・・・、次は・・・」と上手な話術で境内の人に呼びかける。1重の輪が2重になり、さらに3重へと広がってきた。宴たけなわで盛り上がりも最高潮になったが、9時終わることにした。
 
盆踊り風景
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 小さな町会は、町会の人だけでなく近隣の多くの人に支えられている。自分たちだけではこのように盛大には出来ない。周りの人に感謝したい。また、毎年、太鼓をたたきに来てくれる人がいるので本当に助かっている。「ありがとうございます」最後に、太鼓を中心に、3本締めをし、閉じることになった。
 盆踊りの終了後、テントの撤収に入った。昨年からテントの撤収だけは多くの人がいる最終日に行うことにした。そのことで、人での少ない明日の後片付けが凌げるようになった。
 
記  平成2587日(水)