公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭りの準備が整う

8月3日(土)
  最近梅雨に戻ったようで、時折雷雨がある。そのため「今日の天気はどうなのかなぁ」と気になった。それは、朝からお祭り準備があるからである。
 前日の夕方、予定していた人に用事が出き、一人欠けることになった。そのため人の集まりが気になっていたが、9時に神社の境内へ行くと、既に何人か来ていた。時間が経過すると、一人二人と人が増え、何とか出来そうになった。
 神楽殿の縁の下から机椅子を一つ一つ出した。暗く、狭いので作業がやり辛いのは先日と同様だ。裸電球をひとつ照らし作業を進めた。裸電球は熱を出すので暑い。でも消すわけにはいかない。机椅子は出せたが、テントの部品を出すのがまた一苦労だ。いろいろ混ざっている中から必要なものを探さなければならない。柱の色が暗いところでは分かりにくい。天幕はもっと分かりにくい。電球を近づけながらの作業になる。
 部品を出しただけで、みんな汗だくだくになっている。部品を並べ、組み立てに入った。組み立て方の記憶はあるもの、詳細には覚えていない。一張はなんとか出来た。二張目は旧式のテントである。組み立てを終え、柱を立てた。どうも変だ。あれこれみんなで考えやり直した。再度立ち上げて見たが、やはりおかしい。天井の横の梁が左右逆になっている。いままで何年も経験してきたが、こんなことは始めてである。今日はじめて、天井の梁に左右があったことを知った。今までは、偶然左右が合っていたことになる。「奇特なことだった」と思い直した。ちなみにいまテントの梁には左右の違いがない。
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組み立てが終わり天幕をかける
 
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左右の張を間違えた箇所
 
 ここで一休憩とることにした。女性部の方が用意してくれた冷たい麦茶を飲んだ。気持よくのどを通った。椅子に腰掛けほっと一息した。
 神楽殿の中では女性部の人が数人で子供たちにあげるお菓子や、夜店の準備で忙しく動いている。奥には事前に買い揃えた品物が山と積まれている。この景色を見ると「やはりお祭りだ・・・・」という雰囲気が漂っている。
 休憩もそこに次の作業に入った。テントの移動、掲示板の作成、提灯の整備と確認、・・・・・こまごましたことが次から次へと出てくる。
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提灯の位置調整  
 
  神輿、山車の手入れ、飾りつけも大変だ。どれも毎年町内の達人といえる人が自ら手ほどきを見せてくれる。覚えようとしてもなかなか覚えられず、みんな頼りにしている。誰か後を継いでくれる人が出てくれないと、神輿や山車が出せなくなってしまう。年に一度だが、神輿は磨くと年期の入った輝きを取り戻す。
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 輝きを取り戻した神輿                       山車
 
 頼んだ昼食が届いた。遅くなった昼食だが、皆で美味しく召し上がった。冷たい麦茶がのどを潤してくれる。いままでの疲れを忘れさせてくれるひとときである。
  午後は神楽殿内の清掃、紅白幕の飾りつけ、放送器具の点検、音響の試行と、こまごました作業に入った。神輿を神楽殿の中へ入れる準備をしていると、「雨が降り出した」と言う声がした。もしかしたらと思っていいたことが現実になった。慌てて神輿小屋へ神輿と太鼓を収納した。また、外に散らかっているものはテント内へ入れた。
 しばらくたつと、雨はやんだ。また作業の続きが始まった。2時過ぎ、女性部の意見を聞き、夜店のテーブルの配置や照明具の設置を始めた。また一方では準備の過程や公園活動の写真の添付の作業に入った。町会活動を皆さんにお知らせすることもいい機会だと考えての試行である。
 一通り作業を終え、明日が迎えられそうになった。「何か忘れてはいないだろうか」皆に問いかけて見た。答えがない。「大丈夫だ」と確信が持てた。
 明日はお祭り第1日目である。早朝から動くことになる。4時近く、解散した。
 
 
  記 平成25年8月2日(金)